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SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.13 アウトラン 【せがえいじす 2500しりーず ぼりゅーむ13 あうとらん】 ジャンル レースゲーム 対応機種 プレイステーション2 メディア CD-ROM 1枚 発売元 3Dエイジス 開発元 シムス 発売日 2004年5月27日 定価 2,500円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 120KB以上の空きが必要 レーティング CERO 全年齢対象 判定 なし ポイント 殺風景なポリゴンリメイク原作とはプレイ感覚が微妙に違う原作譲りな要素も引き継いでいる SEGA AGESシリーズリンク 概要 主なモード・ゲームシステム 問題点 評価点 総評 余談 概要 2003年にて3Dエイジスがプレイステーション2にリリースしたSEGA AGES 2500(以下、AGES)シリーズの第13弾にあたるソフト。 1986年にてアーケードにリリースされ、今なおレースゲーム界の名作の一つに数えられる作品『アウトラン』のポリゴンリメイクにあたる。 AC版のステージを再現したコースの他に、新規ステージを追加したオリジナルコースでプレイできるモードも用意されている。 主なルールに関しては原作忠実なのでこのページでは割愛する。 主なモード・ゲームシステム アレンジモード AC版ステージと本作オリジナルの新規ステージを組み合わせたコースで走行するモード。 1プレイあたりのステージ数がAC版よりも2つ増え、全7ステージ構成となっている。 コース分岐が「ひし形状」になっており、どのルートで進もうが最終ステージが必ず同じコースとなる。コースMAPに関しては下記参照。 このモードには他のモードにはない「ライバルカー」というアナザーカーとは別の敵車が複数存在する。また、アナザーカーもライバルカーとは別で登場する。 AC版におけるアナザーカーは「ただ単にプレイヤーカーの走行の邪魔をし、抜いたらそれっきり登場せず」といった存在だったが、ライバルカーはいくら抜いてもプレイヤーカーに執拗に追い着こうとし、ゴールに到達するまで邪魔をしてくる存在となっている。要は一般的なレースゲームでいうところのライバルカーと同じ存在といったところか。 + アレンジモードのコースMAP ステージ順 ⇒ 4-A 3-A 5-A 2-A 4-B 6-A 1-A 3-B 5-B 7-A 2-B 4-C 6-B 3-C 5-C 4-D アーケードモード AC版のコースを再現したコースで走行するモード。 1プレイあたりのステージ数は全5ステージ構成となっている。 コース分岐が「三角形状」になっており、ルートの進み方によって最終ステージが5つに分岐する。コースMAPに関しては下記参照。 敵車はアナザーカーのみでライバルカーは一切出現しない。 + アーケードモードのコースMAP ステージ順 ⇒ 5-A 4-A 3-A 5-B 2-A 4-B 1-A 3-B 5-C 2-B 4-C 3-C 5-D 4-D 5-E タイムアタックモード アレンジモードとアーケードモードの2種類どちらかのコースを選択し、一切の敵車が登場しない状態で走行するモード。 コースMAPなどに関しては各モードのそれと全く同じである。 ランキング 「アレンジ」「アーケード」「タイムアタック(アレンジ/アーケード)」の各モードのスコアやタイムのランキングベスト20、及びネームエントリーが観覧できる。 オプション その名の通りオプション項目に該当。設定したオプションは一部を除き上記すべてのモードに反映される。主なオプションは以下の通り。 アナログコントローラーの振動機能の有無を選べる。 ゲーム開始時の制限時間を5段階から選べる。 難易度を3段階から選べる。 ギアの操作をマニュアルかオートかのどちらから選べる。オートにした場合は自動でギアが切り替わるが、任意によるギアチェンジができなくなる。 AC版でいうところの「日本版」か「海外版」のどちらかから選べる。選んだバージョンによって一部のステージに変化がある。この項目はアーケード、及びタイムアタック(アーケード)の各モードのみに反映される。 ハンドルの重さを3段階から選べる。 その他の情報。 各モードのゲーム開始前にBGM選曲ができる。曲の種類はAC版をほぼ忠実に再現した楽曲3曲と、そのアレンジ楽曲3曲の計6曲が存在する。 セーブは各モードのゲーム終了後にて登録されたランキングの保存が可能。セーブは必ずゲーム終了後に行われ、オプションでの設定の有無はできない。 コントローラーの操作設定変更は一切できない。また、本作はPS2専用ハンドル型コントローラー「GTフォース」には対応していない。 オプションにてBGMのサウンドテストが可能。 問題点 概ねポリゴンリメイクは改悪と捉えられている。 一見すると原作を忠実に再現したポリゴンに見えるのだが、所々でコレジャナイ感が充満している。 プレイヤーカーが原作のテスタロッサではなく、「詳細不明の赤い架空の車」に変更されている。おそらくは車体デザインの著作権絡み(*1)からの変更であろうが、「ゲームの一番の顔であるプレイヤーカーを平然と改変する発想が信じられない」と多くのプレイヤーに突っ込まれている。 ただし、車種の変更(テスタロッサだけでなくアザーカーも含む)は2001年発売のDC版(*2)で既に行われており、以降の移植ではAC版再現系の移植であっても基本的に車種の変更が行われている(*3)。 コース周りも小奇麗にリメイク化しているが、原作の幾つかの描写が簡略化されている。 この辺もAGES特有のやっつけ臭いポリゴン化が目立ち、グラフィックが原作よりも大幅に殺風景となってしまっている。 一部の演出が何故か省略されている場面すらもあり、その殺風景さに拍車をかけている。 プレイ感覚が原作と微妙に違う。 操作性そのものは原作忠実だが、原作に比べて車両の幅や敵の当たり判定が厳しくなっているらしく、原作と同じ感覚で操作するとあり得ないミスをしやすくなっている。 それ故に、原作ファンからは「もはやアウトランじゃない別のレースゲーム」といわれる有様である。 前方の視野が悪い。 コースによってはまともに前が確認できない程に視野が確認し辛い場面に出くわす事がある。 今一つ魅力を感じないアレンジモード。 コース及びステージ数増強というと聞こえは良いが、実際は総計16コースしかなく、アーケードモードの総計15コースとさほど差がない。 確かに追加されたコースがある反面、実は原作から削除されたコースもあるのであんまりプラスになっていない。 しかも、原作(アーケードモード)のような分岐による最終ステージ変化要素すらも失われ、どう走ろうが同じコースでのゴールになってしまうのも劣化しているように思える。 新要素のライバルカーの存在も微妙。 『アウトラン』シリーズも含め、ライバルとのデッドヒートが熱いレースゲームは数多くある。しかし、原作の初代『アウトラン』といえば「美しい背景に見とれながらも自由気ままに走る」楽しみを見出すプレイヤーが多く、ライバルカーの導入に面白みを見出せるかはかなり疑問だ。 そのライバルカー自体も「その辺のアナザーカーが単にライバルになっただけ」位の存在であり、「こいつらには絶対に負けられない」という個性がないただの邪魔な障害物程度にしか感じられない。 そもそも、ライバルカーの有無などオプションの設定で選ばせればいいのに、それをさせてくれないあたりがAGESらしいというか…。一応はタイムアタックモードで敵車の存在を完全に消す事はできるが…。 GTフォースに対応していない謎。 本作の前にリリースされた同じシリーズのレースゲーム『SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.8 V.R. バーチャレーシング -Flat Out-』には対応しており、本作では何故対応させないのかと不満を漏らすプレイヤー多数。 ここまでくるとAGESスタッフは「本当に"こだわり"を持ってシリーズを作っているのか?」という疑問が沸いてくる。 その他の問題点。 ゲームをクリアするとスタッフロールが流れるが、飛ばすことができない。 なお、タイムアタックモードのみはスタッフロールは発生しない。 オプションの項目全般はセーブできない謎仕様となっている。2000年半ばのゲームでそれは…。 評価点 原作を忠実に再現しようとしている努力もある。 原作のバグ技として有名な通称「ロケットスタート」「ギアガチャ」はちゃんと再現されている。ファンにとっては嬉しいところ。 レースゲームとしてのスピード感はそれなりに持っており、原作に近い再現がなされている。 何だかんだいってもアーケードモードなどの各コースは原作のそれに近い描写がなされており、「根本的に変わり果てた外観のリメイク」という訳ではない。 ロードは非常に短く、過剰に待たされる心配はない。 ゲーム開始前に数秒程度のロードが入る位で、後は完全ノンストップでゲームが進行する。 ゲーム中のBGMが計6種類から選べる。 純粋に嬉しい。また、アレンジBGMに関しても原作の雰囲気を損なわずにアレンジした類の楽曲になっている。 総評 初期エイジスの例に漏れず「改悪」という評判が一般的なリメイクになっている模様。どの辺が不評なのかはAmazonやmkIIのレビューを参照にして欲しい。 原作者の鈴木裕氏が本作の監修に関わっているが、出来が出来なだけに「本当に監修したのか?」と疑うプレイヤーも少なくないのが悲しいところ。 とはいえ、ゲーム性までもを改変させるリメイクのある初期AGESの中ではまだ比較的まともな部類であり、「『アウトラン』ではないお手軽にプレイできるレースゲーム」としてみれば決して酷い出来でもないだろう。 余談 実際、本作を大らかな目で見るプレイヤーも少数いる模様。これに関してもレビューサイトで確認して欲しい。 そのためか、2021年現在は中古価格が定価の倍近くにまで跳ね上がっている。
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モンスターファームシリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 ナンバリング PS モンスターファーム CDから登場するモンスターを育てる第1作、全てはここから始まった。 良 モンスターファーム2 前作をベースに、大幅パワーアップ。バグは多いが今なお遊ばれる名作。スエゾーとともに作品の顔でもある、モッチーのデビュー作。 良 PS2 モンスターファーム ナンバリングがされていないシリーズ第3作。単品で見ると良い出来なのだが、方向性の転換が響いており評価は大きく分かれがち。 なし モンスターファーム4 「『2』を意識している」とは口だけで、前作以上に冒険に出てしまった作品。煮詰めれば良くなったかもしれない点は多々あるが、賛否の差はより激しい物に。 なし モンスターファーム5 サーカスキャラバン 育成シミュレーションからRPGとなった。ナンバリングなのに別ゲームにしたことが全ての失敗。モンスターファームジャンプのような外伝作品として見れば、ゲームとしてはさして問題ない。 なし 移植版 Switch/iOS/Android モンスターファーム DL専売。新作ではないが現代に合わせた調整版として復活。新規モンスターもわずかに追加された。 良 モンスターファーム2 海外版をベースに多くのバグが遂に修正された事実上の完全版。新たなバグもやや出たがアップデートも意欲的。 良 Switch/Win モンスターファーム1 2 DX DLCだったセーブ枠が解放され、冬眠枠・殿堂入り枠が増加。高速モードにも対応したカップリング版。 携帯機シリーズ GBA モンスターファームアドバンス 携帯機のモンスターファームは文字列でモンスターを再生。スエゾー、モッチーに続く作品の顔モンスター・アントランのデビュー作。 良 モンスターファームアドバンス2 アントランに続くヒーロー系モンスター・ガルゥのデビュー作。 DS かいて しゃべって はじめよう!モンスターファームDS DSのハードを活かし「絵」「声」「GBAソフト」からモンスターを再生。 モンスターファームDS2甦る!マスターブリーダー伝説! 前作のモンスター再生方法に加えて「文字」再生が登場。 バトルカードシリーズ GB モンスターファームバトルカードGB 同名TCGのゲーム化、RPG仕立てになっている。1弾のモンスター9体とヒノトリを収録。冒険家コックス初登場。 PS モンスターファームバトルカード 従来のシミュレーション形式になっており、3弾までのカードを収録。『2』のスピンオフという感じの世界観。だがゲーム機の性質上対人戦が不可能となってしまった。 スピンオフ GB ソロモン 『ソロモンズ倶楽部』のキャラ差し替え品。『バトルカードGB』に登場した探険家のコックスが主人公。その他、シリーズよりモンスターと人間が登場するスピンオフ。人気モンスターであるザンのデビュー作。 PS モンスターファームジャンプ シリーズ初のアクションゲーム。海外オリジナル作品だったが、本編PS2版発売と同日に日本でも登場した。 Win モンスターファームオンライン シリーズ初のオンラインゲーム。現在はサービス終了。 モンスターファームラグーン 『モンスターファームオンライン』の後継作。現在はサービス終了。 Switch ウルトラ怪獣モンスターファーム ウルトラシリーズとのコラボ作品。タイトル通りウルトラ怪獣を育成できる。 良 関連作品 影牢シリーズ 一部レアモンスターの元ネタ。『影牢 ~刻命館 真章~』にはスエゾーもゲスト出演。 DEAD OR ALIVEシリーズ 『2』から登場するレアモン・カスミの元ネタ。 AC がんばれギンくん ラクガキ種モンスターの元ネタ。 バカゲー PS4/PSV 無双☆スターズ コーエーテクモのお祭りゲーだが、モンスターファームからはBGMのみ参戦となった。 賛否両論 Switch/PS5/PS4/Win たべごろ! スーパーモンキーボール 1 2リメイク スエゾーがゲストキャラとして参戦。 良 以下ソーシャルゲームにつき執筆禁止 LINEモンスターファーム 『2』スピンオフとしてスマホアプリになったモンスターファーム。システムとしては『アプリ版パワプロ』や『ウマ娘プリティーダービー』に近い、期間内での育成に挑戦するタイプ。
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ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー 【どらごんくえすと もんすたーばとるろーどびくとりー】 ジャンル カードバトル 対応機種 Wii メディア 12cm光ディスク 1枚 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 ロケットスタジオ、界グラフィックス、エイティング 発売日 2010年7月15日 定価 6,090円 プレイ人数 1~4人 周辺機器 携帯電話又はニンテンドーDSi(LL)でAC版のカードをスキャン可能(『専用カラーコードスキャナ』のダウンロードが必要)ヌンチャク、クラシックコントローラ/同PRO対応 通信機能 ニンテンドーWi-Fiコネクション対応(対戦、有料サービス) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ドラゴンクエストシリーズ 概要 ゲーム内容 改善点 評価点 問題点 総評 その他 概要 アーケード版『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』の家庭用移植版。AC版の再現に、ストーリーにあたるオリジナルモードを追加。追加DLCのアプリでAC用のカードも使う事ができる。 ゲーム内容 筐体版の「完全移植」と銘打たれたアーケードモード。 専用アプリを用いることでニンテンドーDSiや携帯がカラーコードを読み取るスキャナーになる。これでカードをスキャンし、データ転送を行うことで使用可能となる。前者はニンテンドーDSiウェアとして配信されており、価格は200DSiポイント(200円相当)。後者はモバイルゲームの月額会員になると、ケータイカメラを利用して読み込めるアプリが使えた。 読み込んだカードはゲーム内のアルバムに登録され、さらにデッキを編成して登録することが出来るため、チーム編成がスムーズになった。また、スペシャルカードは発動毎にアルバム一覧から選ぶ他に、Wiiリモコンの十字ボタンにショートカット登録しておく事も可能。 戦闘用のユニットとは別に存在する主人公のアバターとおしゃれ着(服、武器、アクセサリー等のきせかえ)の追加。おしゃれ着には攻撃力等やダメージ軽減率等が設定されており、戦闘に影響が起こる。 操作方法はWiiリモコンの場合は赤ボタンはAボタン、青ボタンはBトリガー。ゆうきスロットルやつばぜり合いの際はWiiリモコンを振るという動作となっている。 大会モードではキャラクターを移動させる場面があるので、ヌンチャクまたはクラシックコントローラが必要。 追加要素 バトルロード入門直前の小学生となり、バトルロードが大ブームとなっている街「竜神町」を舞台に大会王者を目指して邁進する「大会モード」が追加され、主人公ユニットを編成に組み込んだ様々なライバルと戦闘出来る。相手もゆうきゲージを持ちSPカードを使ってはつばぜりあいも仕掛けてくるため、対戦に似た感覚で遊べる。 スキャナーでサントリーの『ドラゴンクエスト とろとろスライム ホイミサイダー味!?/メラトロピカル味!!』、ホリの『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードコントローラ(後述)』とコラボした。 Wii版では『IV』の女勇者・ソフィア、『I』のローラ姫、Wiiの『ソード』のセティア等、複数人の人間キャラが新規に参戦。またモンスターも一部新規に追加されている。 AC版では賛否の分かれる『剣神』のデザインだった『I』の勇者が、特定の演出のみであるが原作の鎧を纏うようになった。 『IX』のロクサーヌが、Wi-Fiショッピングの担当している。更にWiiポイント必須の有料である。平均300~100ポイント(円で換算すると300円~100円) 『IX』のレジェンドモードが追加された。 + 店頭ムービー・ローラ、ソフィア、セティア参戦。おしゃれ着。有料ショッピング。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm11292080 改善点 とどめの一撃ムービーの演出面の強化。 パッと見は変わらないように見えるが、キャラクターの表情に変化がついていたり、背景に他キャラクターが紛れ込むなど、細かい修正が加えられている。 AC版では『IV』キャラのとどめの一撃の登場時の演出で、何故か『V』のキラーパンサーが馬車をひいていたが、原作通り馬のパトリシアがひく様になった。 とどめの一撃ムービーを自由に鑑賞出来るモードの追加。ムービーは大会モードを一定の箇所まで進めることで、視聴、未視聴に関わらず順次解放されていく。 有料配信限定のレジェンドクエストモードは新規作り直しで、アーケードとは別物。様々な演出が強化されたほか、新キャラや新モンスターの追加で、より原作に準じた内容となった。 読み込みに時間が掛かるようになったものの、読み込んだ後の処理落ちが発生しにくくなっており、ゆうきボタンを押すタイミングなどは取りやすくなった。 評価点 歴代主人公vs歴代ラスボスの乱戦という、お祭りゲーであることを体現したような迫力のあるOPムービーが新規に作られ、好評を得た。 一方でバトルロードの主役である筈のモンスターはカード含めて魔王陣以外全く登場しないのはご愛敬。本作に収録されているアーケード版筐体のOPムービーにも言える事ではあるが。 本作では新規のOPしか流れないが、AC版のOPもムービー観賞モードで視聴可能。 カードアルバムから合体モンスターをはじめとした地域や職業相性ボーナス、必殺技の組み合わせ等の様々な情報を確認出来る。モンスターを指定しての逆引き確認も出来るため、好きなモンスターを中心としたデッキ編成にも一役買ってくれる。 しかしダブルスキャンによる合成武器や武具セットによる技の変化については触れられていないため、結局はネット等での情報収集が必要となる場合もある。 協力プレイではひとつのリモコンで二人分の操作が出来、カードアルバムを全てのセーブデータで共有する都合一人二役も難なく可能なため、超必殺技やレジェンド大魔王カードの使用も気兼ねなく行える。 対戦では流石に人数分のリモコンが要求されるが、そちらでは2vs2、つまりモンスター12体による大混戦という家庭版ならではのプレイが可能である。 問題点 移植要素で大きく外している印象こそ無いが、様々な箇所で細かなストレスを感じる部分が多く、残念ながら快適性が低い。 通常画面からカード編成や各種施設に移行するときや、移行先から通常画面に戻る度に、8秒程度の長いロードが毎回挿入される。大会モードでは何かをする度にロード地獄になりがち。 カード図鑑が見辛い。 モンスターカードはバージョン(絵柄)違いの同じカードが複数枚存在するのだが、同じカードにもかかわらずリストには全てが並んで表示されるため、検索等の際には非常に煩わしい。同カードを一枚のみにまとめて表示する機能等も無い。 またカード一覧画面も何故かテレビ画面の3分の2程度と表示自体も小さく、見難く分かり辛い。一枚づつ拡大して表示することも出来るが、上記のようにバージョン違いの同じカードも全て表示されるため、こちらから特定カードを探すとなると意味も無く時間が掛かる。 特定の職業との相性で解放される第3の特技についての情報が、名前以外に無い。名前で判断しにくい特技は、実際に使ってみないと効果がわからない。 おしゃれ着の着替えが大会モードでしか出来ない。 おしゃれ着はチームの能力に直結する要素で、他のモードなどでも当然効果が反映される。が、全モードで着替えたり、着替えをチームごとに保存したりすることが出来ないため、いちいち着替えの為に大会モードに移行する必要がある点が面倒。 本作のメインとなる大会モードの難易度が高め。 大会モード中の全ての対戦は対人戦となり、ゆうきを溜めて放つとどめの一撃や、様々な効果をもたらすSPカードを敵も使用可能なのだが、敵のゆうきゲージの上昇率は常に最大値をキープしてるようで、とどめの一撃発生はプレイヤーと同等か、それ以上。とどめの一撃は本当に一撃で決まる大ダメージで、実質「先に出した者勝ち」なため、常に気が抜けない。また、SPカードも最序盤を過ぎると必ず使うようになり、使うカードも一部の強力なものばかり。さらに途中からおしゃれ着も着用するようになり、レベルも全員が高め。 なので最序盤で均等に全ての職業のレベルをある程度上げておかないと、カードの入手状況によっては敵のレベルが上がった時点で、勝つことが難しくなる場合も。 つばぜり合いが何故か勝てない。 つばぜり合いは相手のゆうきゲージを減らす攻略に必須なシステムで、高速で上下する力の倍率を(Wiiリモコンを振って)目押しで決めた後、Wiiリモコンをひたすら振って押し合いをして決着を付ける…のだが、これがいくら振ってもまったく勝てなかったりする。ネット上の各種サイトでも、このことに関する質問がわりと上がっていた。 原因は不明だが、ゲージの目押しの際に反応しづらいことがあるため、振りの感度の反映に問題があるのかもしれない。また、上述の「敵のゆうきの上昇率が常に最大値」のように、敵の力の倍率も最大値で止まっていて、単純に難しすぎる可能性もある。 コツは「水平を意識してキチンと振る」こと。「敵のゆうきが多くないときに仕掛ける」こと。そして「自分の倍率ゲージが高めで止まるのを祈る」ことである(*1)。ちなみにクラシックコントローラーはボタンで目押し、ボタンで連打のためか、異様に負けるようなことは無い模様である。 入手したカードは全セーブデータで共有。 そのためセーブデータは最大で4つあるが、何も入手してないまっさらな状態で新規に始めることは出来ない。ゲームをある程度進行させたが最後、強くてニューゲームしか選択出来ないような状態になってしまう。 家族や友達が遅れて新規のデータで始めた場合でもスムーズにゲームを進行できる一方で、ゲーム内でカードを集める楽しみがなくなるとの批判もある。本当に最初からゲームを始めたい場合は、全データを消去するしかない。 ニンテンドーDSi等で実物のカードを取り込む事ができるのだが、一度読み込んだカードはゲーム内に登録され自由に使えるため、取り込んだ後のカードは必要がなくなってしまう。 AC版の毎回読み込ませる仕様と、本作のゲーム内で使える仕様との折り合いが難しかったのかもしれない。しかし対戦前にどちらを使うか選べるようにするなど、やり方はあったように思われる。 また、オークションサイトの画像やカラーコードを公開している個別サイトも存在しておりそちらからも問題なく読み取れるため、ネット環境が整っている環境であれば、カードの存在意義が薄れてしまう。 カードによって入手可能な時期が大幅に異なる 本作ではアーケードモードと大会モードのどちらでもカードを入手出来、アーケードモードはモード終了時に進めたステージに応じて選ばれたカードが1枚、大会モードでは購入やイベント、町人とのフリーバトルで勝利した際に入手可能となる。しかし購入出来るカードは大会モードを進めないと増やすことが出来ず、それまで大半のカードはカードマシンやフリーバトルでのランダム入手に頼る事となる。アーケードモードで入手出来るSPカードもその時に撃破した魔王(戦で用いられたステージ)の引用元の作品から選ばれ、登場する魔王はこれまた大会モードの進行状況に左右されるので序盤は後期ナンバリング作品のSPカードを入手しにくい。 上記カードスキャナーの使用、ひいてはアーケード版のプレイヤーに優位性を作るためだと思われ、そう考えると一概に否定は出来ない この影響により、上級職の特徴であるダブルスキャンでの新武器生成も中々行えない。大会モードの途中で「天空の三神器」といったような武具セットカードのみ手に入り、歯がゆい思いをすることも。 アイテムに関しては高性能な物を手に入れてしまうとそれ以外の物はあまり使わなくなるため、ある程度ならばバランス調整の一環として受け入れられるだろう。しかし半数近くのアイテムカードは大会モードクリア後というほぼほぼ一人プレイの目的を終えている頃に販売される(詳細は後述)。 ちなみに大会モードの攻略途中で資金が大量に手に入るため、余程無駄遣いをしなければ全カードが購入可能となった段階で欲しいカードを買い逃す事はない点、好きなカードの入手に運を要する事が無い点は長所と言える。 + 以下大会モードクリア後のネタバレ有 一部カードの入手が面倒 上記のカード販売時期もさることながら、最高級のカードであるレジェンドクラスの入手となると輪をかけて面倒になる。まず、前提条件とし全真・大魔王撃破を終わらせてゲームクリアする必要があり、入手は全て大会モードで行う。 いずれもアーケード版の実物カードとしても希少な物かつ非常に強力なため、カードスキャナーの存在もあって入手時期の遅さに関してはあまり問題とならない。ナンバリング作品別にカテゴライズされたSPカードの効果をランダムに発動出来るレジェンドSPカードは店頭に並ぶので簡単に入手できるが、同時期に全SPカードが購入可能となるので需要は低い。 レジェンド大魔王カード ある人物たちが使用する大魔王カードと戦い、それに打ち勝てば譲ってもらう、あるいは捨てた物を拾うという形で入手可能。なのだが戦闘する魔王は全てアーケードモードで登場する敵仕様と全く同じ。戦闘する順番も1~9(大魔王はその後にエスタークと戦闘)の魔王と戦っていくため、好きな大魔王カードだけを得るという事は出来ない。さらに大魔王に関しては全て真版であり、真大魔王ラッシュの流れはゲームクリア直前、人によってはつい一戦前までやっていた事である。通常版大魔王ラッシュは無いとはいえ、大変な作業をもう一度行う事に変わりはないので気が滅入る。 ダークドレアムに関してのみ、ストーリーで真版を倒した後に入手可能。だが後述する別の場所で再度戦う事となる。 カード版の仕様だと魔王は技が2つのみとなり、いてつくはどうでこちらにHP的猶予を与えてくれない点もあるので止む無しか。 魔王群に関しては入手前に「使えない」と吐き捨てて捨てられた物を拾うため、その魔王が好きでなくとも気分を害する。一方で基本的にどの魔王も次の作品の魔王と戦わせても勝てるだけのスペックを有するため、試用とリベンジを兼ねて「使い手次第でいくらでも輝ける」といった風に扱う事も可能。 レジェンド勇者カード 伝説の戦士と伝説の魔女、伝説の勇者に関してはそれぞれの所有者と戦い、勝利する事で譲ってもらえる。大魔王と異なりカードの性能そのままかつSPカードも使用する。どのキャラもストーリー中盤で上級職に就く前に戦っているため、その時にはなかったカードや新たな戦法で戦うといった事も可能だが、他二種のカードは厄介な入手方法を設けられている。 伝説の魔物使いは、ストーリークリア後に挑戦可能となる特定条件を設けられたバトル「モリーミッション」を全てクリアした後、モリーとの対戦に勝てば入手可能。このモリーミッション、事実上制限のない条件下で真ダークドレアムを倒すという物から相手を3回以上眠らせて勝利する物など、一戦一戦が難しい。話は逸れるが、一部ミッションはデッキ貸し出しを行っていて間接的にモンスターの耐性について学べる物となっており、どのミッションもクリア報酬として(クリア後には別バージョンを数枚所持していても不思議ではない)SPカードを貰えるため、ストーリーをクリアする前から開放していても良かったのではないだろうか。 伝説の商人は、町の公園に存在す噴水に投げ込んだゴールドの総額が一定値を超えれば入手可能。しかしゲーム内の時間で一日に入れられる金額は最高1000Gであり、それを何十回も行う必要がある。大会モードにて一気に時間を進める方法は大会場で選べるモードをプレイする事のみであり、それ以外はフリーバトル等で地道に1時間ずつ進めていくのみ(実質10時間で日が変わる)。どちらにせよどう効率的に動いても一日変えるだけで数分かかるため、ストーリー進行と並行して定期的に貢がないとかなり時間がかかるうえに作業的。 Wi-Fi対戦の仕様に不満点が多い。 勝率や階級など、プレイヤー間の実力差が考慮されてない為、階級の低い初心者のプレイヤーがいきなり階級の高い熟練プレイヤーにマッチングしてしまう事態もよく起きる。 負けそうになった際の切断行為が横行した。 切断行為が発生した場合は無効試合となり切断した側には負け数が1増える。一応、切断回数も対戦相手の情報に載ってはいるが切断回数が多いからといって対戦拒否できるわけでもないので特に意味をなしてない。相手側のモラル次第ではあるものの、特にとどめの一撃の際はカードノースキャンでやらないと、高い確率で切断行為をくらう。 上記の似たような状況がDQMJ2でも発生していた。この事を反省してかDQMJ2プロフェッショナルでは相手モンスターのランクを指定したりして相手の強さをある程度指定できるようになった他、切断対策においてもAIプレイに自動的に切り替わるようになりバトル続行できるようになった。 特定の条件下で回線が切れるとBPが0になるバグの存在。2011年9月現在、公式ではこのバグの存在を否定しており公表していない。 一部のおしゃれ着の入手方法が非常に困難 最大でBP700000要求する物もあり、おまけにBP70000以降はWi-Fi対戦でしか増やすことができず、BP70000以降は負けるとBPが下がるのを含め、切断も横行していることからコンプリートを諦めた人もいるだろう。おまけにおしゃれ着目的でBPを稼ごうとするとさらに作業感が増してしまう。(*2) 期間限定のオフィシャル・バー「LUIDA S BAR」やお台場合衆国限定のおしゃれ着もあった。 現在、期間限定のおしゃれ着は公式サイトにて再掲載されているが、現在ではWii向けのWi-Fiサービスが終了に伴いWi-Fi対戦のサービス終了してるので改造でもしない限りおしゃれ着のコンプリートは不可能になってしまった。 有料Wi-Fiショッピングに非難の声が上がった。 AC版のバトルモード、本作のストーリーにあたる大会モードを遊ぶ上では弊害は無いが、AC版で普通に遊べたレジェンドクエスト(ストーリー付きバトルモードのようなもの)が全て有料DLCに。また、本作の目玉である追加キャラも、軒並み有料DLCである。 今では当たり前のことではあるが、当時は通信環境の無い家庭も多く、有料無料に関わらずDLCがあるだけで批判が上がっていた。さらに本作のDLCの値段は レジェンドクエストは1タイトルごとに300ポイント(1ポイント=1円)。 追加スペシャルカードは1枚200ポイント。 追加おしゃれ着は1着100ポイント。 上記のように1つ1つが内容の割に高額であり、全てを購入した際の総額は7700ポイントと、本作の新品を定価で購入するよりも高額になってしまう。 因みに、一部のレジェンドクエストモードで最高評価を得るには、追加スペシャルカードが必須である(*3)。 総評 手に持ったカードを随時スキャンして使用するという、カードゲームとしての魅力は少々薄れはしたものの、原作自体が良作であるゆえ、普通にドラクエの世界観を利用したバトルゲームを楽しめる。 AC時代の実物カードを読み込ませて遊ぶ事も出来るし、無くてもゲーム中でカードを入手しACでのゲーム性を手軽に遊ぶ事も可能な点は評価できる。 ACではじっくりと楽しむ事のできなかったビジュアルも、家庭で腰をすえて見ることが出来る。キャラクターたちの動きやコスチュームを楽しむのもいいだろう。 その他 推定三十万本と言われる出荷本数に比してあまりにも売れなかったため、あっという間に値崩れしてしまった。 大会モードではアイテム入手時や画面切り替えの度に細かくオートセーブされるのだが、意味も無く二重にセーブされることがよくある。 というより、画面切り替え中のセーブの後の、切り替え直後のセーブが実質無駄である。設定ミスだろうか? 現在では追加DLCのサービスは終了してしまっているため、目玉であった新規追加キャラは入手不可。またカードの取り込み機能も、当時の時点でアプリを購入してなければ、こちらも不可能になっている。 スカート系の女性キャラの演出内にパンチラ、パンモロにあたる部分があるが、残念なことに全てスパッツのようなものを履かせて対応している。 AC版では対象が子供であること、本作ではそれに伴うCERO対策のためと思われる。この対処法は『ドラクエ』作品では初であり、以降のシリーズでも同様の処置がとられることとなった。 本作だけのオリジナルキャラに「クイーンピサロ」という女性キャラがいるのだが、一切の設定が不明で、ピサロとの関係も不明の謎キャラとなっている。 元はVジャンプ誌上においてのアーケード版のキャンペーンガールとして、とある女優がピサロの女体化コスプレをしたものが原型となっている。それが漫画版に採用された後、Wii版にも逆輸入された。本作で設定は作られず、本作以外に客演も無いため、謎は永遠に謎のままなのかもしれない…。 ちなみにVジャンプ誌上では上記のクイーンピサロの他に、『Ⅲ』勇者のコスプレした「勇者カイト」という男性もおり、こちらも本作にゲスト出演している。クイーンピサロは漫画版からの登場で他のキャラと同じように鳥山明風のデザインだが、勇者カイトは実写に近いリアルな造形になっている。 本作の『Ⅰ』勇者は、初代の青い全身鎧をまとった姿では無く、玩具の『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』のスーパーサイヤ人のような姿が採用されている。近年の『ドラクエ』はファンサービスで過去作のキャラのコスプレや客演が非常に多いが、この『剣神』版の勇者が登場しているゲーム作品は、現在のところ本作のみ。 ホリからもACの操作感を模した専用コントローラが発売された。 クラシックコントローラとして使用できる。しかし画面に表示されるボタンがACと同様になるわけではなく、クラコンと同様のボタン表示。 価格も12,800円と、とんでもなく高く超マニア向けの商品。手でカードスキャンして遊ぶことがコンピュータTCGの魅力のひとつなだけに、いっそこれを出すよりも随時カードスキャンが可能な専用カードリーダーを発売してもよかったと思わざるを得ないところである。
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「修正依頼」が出ています。問題点を追記できる方はご協力よろしくお願いいたします。 マクロスエースフロンティア 【まくろすえーすふろんてぃあ】 ジャンル 3DACT 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 アートディンク、ベック 発売日 2008年10月9日 定価 5,040円(税込) 判定 なし ポイント シリーズ一作目 マクロスゲームリンク 概要 システムの特徴 評価点 賛否両論点 総評 概要 『超時空要塞マクロス』から『マクロスF(フロンティア)』までのシリーズ作の機体やパイロットが登場する3Dアクションゲーム。 キャッチコピーは「マクロス作品がPSPに集結!時空を超えたドッグファイト!」。 『ガンダムバトル』シリーズのマクロス版とでも言うべき作品で、シリーズ四作目『ガンダムバトルユニバース』と同じゲームエンジンを使用して作られている。 システムの特徴 原作を踏襲した変形システム 『マクロス』全編で活躍する可変戦闘機「バルキリー」は、ファイター・ガウォーク・バトロイドの三形態に変形可能となっていたが、本作でもそのシステムを再現することに成功している。 ファイター 戦闘機形態。機動性に優れるが火力は低めで耐弾性能も低い。 ガウォーク 中間変形形態。ある程度の格闘戦も可能で、小回りが利き乱戦に向く。 バトロイド 所謂ロボット形態。火力が高く、足を止めての撃ち合いで真価を発揮する。 アナログパッドを上に押すとファイター、右か左でガウォーク、下に押すとバトロイドに変形。戦況にあわせて臨機応変に使い分けられる。 マクロス級戦艦などの大型ユニットは変形速度も遅くなっている。 変形時の挙動もちゃんと作られており、その辺もぬかりはない。 標準装備されたマルチロックオン 『ガンダムバトル』シリーズでは一部の機体がチャージ射撃時に使えるだけだったマルチロックオンを、多くの機体がゲージ消費なしで使用可能。 ミサイルが飛来する際には、ちゃんと雲を引いて突っ込んでいく。所謂糸引きミサイル。 歌について 一部のユニットは、歌武装を装備している。スピーカーポッドを撃ち込んでおかないと効果がないという欠点はあるが、有効中は近づくだけでダメージを与えることが出来る。 対大型ユニット戦では非常に役に立つが、雑魚戦では少々使いにくい。 カラーリング変更 完全に自由というわけではないが、機体のカラーリングを変更することが出来る。 「黒いファイヤーバルキリー」や「赤いVF-21」なども作成可能。マルチプレイ時に機体を見失わずに済む効果もある。 友好度 プレイヤーキャラとパートナー・オペレータの間には友好度が設定されており、これによってミッション時の台詞や指示の効果などが変化する。 例えば仲のいいパイロット同士だとミッションクリア時に「今日は朝まで付き合えよ!」と言われたりする。 マクロスシリーズらしく、三角関係になるようになっているのも特徴。 評価点 手軽に楽しめるドッグファイト ファイター形態ではフライトシミュレータのような画面構成ながら、操作は簡単で『ガンダムバトル』シリーズに近いアクションが楽しめる。 続編ではリアルフライトモードが追加された。 各作品ごとに難度が独立しており、どの作品からでも問題なく遊べるのも良い。 多数のボーカル入りBGM 「歌」がキーとなる作品だけに、有名な曲がボーカル入りで使用されている。 賛否両論点 カスタムサウンドトラックが使いにくい 各フォルダごとに一曲ずつMP3ファイルを入れなくてはならないし、ゲーム中にファイル名を確認することが出来ない。 その後もこの仕様は続き、ユーザーを悩ませることになる。 タイトルにも入っている『F』が中途半端 製作時期を考えれば仕方がないが、やはり尻切れトンボ。もう少し待って、完全な形にしてくれれば……。 ミサイルが有効すぎる 自分が使う分にはいいが、敵がミサイルを使ってくると防ぎようがない。ロックオン性能が高い分、狙われると厳しいものがある。 次回作では、ミサイルを迎撃するAMA(アンチミサイルアクション)とミサイル警報が追加された。 ステージがバリエーションに乏しい。というか使い回しが多い 汎用性を重視しているのか、同じようなステージが多い。公式サイトでは6パターンが紹介されているが、ほぼこれ。後は宇宙。 総評 『ガンダムバトル』のキャラ置換ものに見られがちだが、マクロスならではの設定を盛り込んでしっかり作られている。 だが色々と粗も目立ち、原作愛補正を加えないと高評価は付けられないか。 次回作以降ゆっくりとだが着実に進歩していくので、今はまだこの辺といったところ。
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項目ごとに五十音順 良作一覧(PlayStation) 良作(ソニー据置機) - PS / PS2 / その他ソニー据置機 ゲーム一覧の判定欄には、基本情報表のメイン判定のみ記載。 判定欄の「*」印は、発売当時から判定が変化した事を意味し、最新版のメイン判定を表示する。 議論スレは左メニューの「意見箱(良)」が該当する。 PlayStation(1994年12月3日) タイトル ジャンル 判定 概要 あ行 アークザラッドII SRPG 良 前作の不満をほぼ解消しきった良作RPG。黒幕への引導はあなたの手で。 アークザラッド・モンスターゲームwithカジノゲーム etc 良 抽選の賞品だった『アークII』やりこみディスクがカジノを加えて商品化。「アーク、たまには脇役になりなさい」。 アーマード・コア TPS 良 「今この瞬間から君はレイヴンだ」―― カスタマイズ性を取り入れた名作3Dロボットアクションシリーズの第1作。 アーマード・コア プロジェクトファンタズマ TPS 良 「いいか、俺は面倒が嫌いなんだ」―― わずか半年で現れた『アーマード・コア』第2作。 アーマード・コア マスターオブアリーナ TPS 良 「誰であろうと、私を超えることは不可能だ」――『PS三部作』最終章。闘技場 アリーナ を征するのは誰だ。 R-TYPES STG 良 『I』・『II』をセットで完全移植。後の「Rの系譜」の走りとなる設定資料集も収録したお得なソフト。 R-TYPE Δ STG 良 新生アイレムによる新生『R』。家庭用オリジナルSTGでも屈指の名作。 RPGツクール3 etc 良 前作と並び、「家庭用ゲーム機では最高」との評価も高いRPGツクール。 R4 リッジレーサータイプ4 RCG 良 「演出系レースゲーム」の極致として称えられる異色の「リッジ」。 I.Q Intelligent Qube PZL 良 思考を極限まで回転させ、立方体(キューブ)の支配する世界へと挑め。 アインハンダー STG 良 スクウェアが送る演出系STG。全テヲ破壊シ、熱圏ノ彼方ヘ飛ベ。 アクアノートの休日 SLG 良 水槽をぼーっと眺めてるような穏やかさを。 アクアノートの休日2 SLG 良 美麗なグラフィックで描かれる海中をのんびり探索。きっと癒されます。 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 ACT 良 悪魔城シリーズのターニングポイント。耽美的な雰囲気の映える「探索型」ドラキュラ。 アストロノーカ SLG 良 「ノーカ=農家」。宇宙一の野菜を作るのだ! アランドラ ARPG 良 高難度ながらかなりのやりごたえを誇るゼルダタイプのARPG。良質なBGMやハードなストーリーも好評。 アランドラ2 魔進化の謎 ARPG 良 作風は大きく転換しており、前作とはまた違った魅力を持つ作品。 ヴァルキリープロファイル ARPG 良 北欧神話を題材にした「人と神とのRPG」。 ヴィジランテ8 ACT 良 70年代のアメリカを舞台に戦いが繰り広げられるカーコンバットアクションゲーム。 右左(U-SA) PZL 良 万華鏡+ボールパズル。一回遊べばきっと嵌るが知名度が…。 エースコンバット STG 良 軍用機のフライトシューティングといえばこれで決まり。 エースコンバット2 STG 良 進化して帰ってきた軍用機フライトシューティング。 エースコンバット3 エレクトロスフィア STG 良 90年代末期のナムコの底力が結集されたタイトル。エスコンシリーズで一つ浮いた雰囲気の異端の作品。 Echo Night ADV 良 亡霊を倒すのではなく成仏させていく物静かなホラーADV。 Echo Night #2 眠りの支配者 ADV 良 シリーズ2作目。ストーリーは1作目と独立しており、本作単体でのプレイも問題ない。 SDガンダム Gジェネレーション SRPG 良 今なお続くGジェネシリーズ第1作。 SDガンダム Gジェネレーション ZERO SRPG 良 現在のGジェネのシステムのほとんどを完成させた良作。 SDガンダム Gジェネレーション F SRPG 良 未だにシリーズトップクラスのボリュームを誇る、ガンダム図鑑とも呼べる名作。 エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~ RPG 良 前作から正統派の進化を遂げた人気作。 OverBlood2 AADV 良 前作から一転、近未来SFアクションへ。即死は相変わらずだが、世界観やアクションに光るものがある。 オメガブースト TPS 良 PSでは最高レベルのCGのロボットSTG。その軽快なかっこよさは、誰しもを魅了する。 俺の屍を越えてゆけ RPG 良 生きる。死ぬ。託す。短命という宿命を負った一族が過酷な運命に挑む「世代交代RPG」。 俺の料理 ACT 良 おそらく世界初の本格料理アクション。デュアルショックを生かした直感的な操作で料理を再現。 か行 影牢 ~刻命館 真章~ ACT 良 ダークな世界観と端々に妙に笑いを誘う設定が特徴のトラップアクション。 風のクロノア door to phantomile ACT 良 世界観を大事にするアクションゲーム。さあ、あなたも夢の世界を冒険しよう! 学校であった怖い話S ADV 良 粗は目につくが劣化移植に非ず。むしろみんなが手放さないのでプレミア化しちゃった「完全版」だ。 かまいたちの夜 特別編 ADV 良 CD-ROMで復活した「真冬のペンションの惨劇」。 ガメラ2000 STG 良 あのガメラがシューティングゲームに、ZUNTATAのサントラが素晴らしい。 仮面ライダーV3 FTG 良 原作愛の塊のような格ゲー。これぞ昭和仮面ライダークオリティ(もちろん良い意味で)。 カルネージハート(EZ-Zapping) SLG 良 パソコンSLGの老舗がプレステに放つ、プログラム設計が命のウォーシミュレーション。 ガンダム・ザ・バトルマスター FTG 良 あいつのコクピットに正拳突き! GUITARFREAKS APPEND 2ndMIX 音楽 良 アーケードの移植。オリジナル楽曲が盛り沢山。起動させるには前作が必要なのでご注意を。 ガンバレット STG 良 あのバラエティーガンシューティングが本格RPGを同時収録して家庭用に。 機動警察パトレイバー ゲームエディション ACT 良 オリジナルシナリオながら原作の雰囲気を残した名作。コンボが決まると爽快感抜群。 機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 SLG 良 立てよ国民よ!サターン版の良質な部分そのままに全面的な調整を行ったバンダイの本気。 ギャロップレーサー RCG 良 競馬史を彩った有名競争馬が勢揃い。君は乗りこなせるか? AC版稼動開始とほぼ同時期に発売。 キュイーン STG 良 童話の世界を掃除機で大冒険。見た目は子供向け、だけど中身はガチのシューティング。 KING S FIELD ARPG 良 PS黎明期の高難度アクションRPG。『デモンズソウル』の原点。 KING S FIELD II ARPG 良 ボリュームやグラフィックが更に向上。「三部作最高傑作」とも謳われる。 KING S FIELD III ARPG 良 ヴァーダイト三部作の最終章。ストーリーはかなり衝撃的。 久遠の絆 ADV 良 千年の時を越えた悲恋の物語。ソニーチェックの限界に挑戦した表現も見どころ。 ぐっすんぱらだいす ACT/PZL 良 落ち物パズルアクションだったシリーズの中で、唯一別ジャンルだったゆるキャラゲー。 クラッシュ・バンディクー ACT 良 宇宙初の奥スクロール! PSでのスーパーマリオブラザーズ系アクションゲーム。 クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲! ACT 良 遊びやすさが飛躍的に向上。今度は宇宙まで行ってしまうぞ!クラッシュ万事休す! クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周 ACT 良 今度のクラッシュは、スケールもボリュームも「ブッとび」の名を冠するに相応しい。 クラッシュ・バンディクー カーニバル etc 良 良くも悪くも2人プレイで真価を発揮する、ちょっと異色のパーティーゲーム。 クラッシュ・バンディクー レーシング RCG 良 あの「Naughty Dog」が送るPS屈指の良レースゲーム。 グラディウス外伝 STG 良 シリーズのナンバリングタイトルにも劣らない出来の意欲作。 グランツーリスモ RCG/SLG 良 レースゲーム界に新風を吹き込み、「リアル系レースゲーム」というジャンルを確立した世界的大ヒット作。 グランツーリスモ2 RCG/SLG 良 名作カーライフシミュレーターの続編。車種・コースが大幅に増加。 Grand Theft Auto ACT 良 全ての始まり。見下ろし型2Dクライムアクション。 Grand Theft Auto 2 ACT 良 エンジン一新でパワーアップ。もちろん過激さもパワーアップ。特に「ホットドッグ殺人!」の残虐さは語り草に。 グローランサー RPG 良 ノンストップドラマチックRPGの開幕。このゲームはアタリです。 クロス探偵物語1 ~前編~/~後編~ ADV 良 「推理アドベンチャーゲームの大革命!」を謳う、推理アドベンチャーの傑作。 クロックタワー2 ADV 良 生存確率は1/10000! あなたは生き残れるか…? クロノ・トリガー RPG 良 SFC版にやり込み要素を追加した移植版。ただ、サウンドの劣化やロード時間による引っ掛かり、イベントの二重再生などの難あり。 激走トマランナー RCG 良 操るのはカートでも実車でもない、人間だ! 他のレースゲームとは一線を画すアクション性の高さがウリ。 ゲックス ACT 良 壁上り、天井這いずりアクションゲーム!洋ゲーらしいやり応え十分な作品。 Gex Enter the Gecko ACT 良 2Dから3Dへガラリと変わった、ヤモリが主人公のアクションゲーム2作目。 幻想水滸伝 RPG 良 108人の仲間を集め、強大な帝国を打ち倒せ! 幻想水滸伝II RPG 良 そのシナリオは「戦記RPGの最高傑作」と評されるほど。 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL TPS 良 原作の雰囲気を大事にした、3DアクションSTG。少佐「新人、任せるわよ!」 高機動幻想 ガンパレード・マーチ SLG 良 第32回日本SF大会星雲賞メディア部門受賞。 宣伝費0から口コミで売り上げを伸ばし、遂にはゲーム史上初の星雲賞を受賞した箱庭ゲー。 ゴエモン 新世代襲名! ACT 良 設定の刷新に失敗したが、ゲーム性自体は良好。 こみゅにてぃぽむ RPG 良 不思議な生き物「ぽむ」を集めてこみゅにてぃを作ろう! ゆるくて可愛らしい一風変わったアクションRPG。 コンバットチョロQ ACT 良 子供のみならず大人や軍事マニアでも楽しめる傑作ACT。 さ行 ザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ! SLG 良 単調になるはずだったゲーム製作の作業をアクション化したことで成功した一作。 サーカディア ADV 良 魅力的な仲間達とコミュニケーションを取るSF学園ジュブナイル。親しくない仲間は敵に。 XI[sai] PZL 良 小さな悪魔を操作してサイコロを次々と消していこう。最大5人プレイが可能なパズルゲーム。 XI JUMBO PZL 良 持ち上げやジャンプが追加され初心者から上級者までおすすめできる作品に。 サイドワインダー2 STG 良 前作とは比べ物にならないほどボリュームアップ。 SILENT HILL ADV 良 バイオハザードシリーズとはまた違う「恐怖」でファンを獲得したホラーADV。 サイレントボマー ACT 良 設置して、ロックして、爆破する。敵と一緒にストレスも吹き飛ぶ、ハードで骨太な3D爆破アクション。 サガ フロンティア RPG 良 ごった煮な世界を背景に繰り広げられる7人の多彩なストーリー。新システム『連携』が大好評。 サガ フロンティア2 RPG 良 100年近い年月の表と裏の歴史を舞台に繰り広げられる、サガシリーズ最高のストーリー。 The Tower BONUS edition SLG 良 自分だけのビルを作れる名作経営シミュレーション、3DCGで作ったビルの中を歩くことが可能。 ZANAC×ZANAC STG 良 ディスクシステム伝説のSTGの完全移植と、そのリメイクの同梱ソフト。 サモンナイト2 SRPG 良 荒削りだった前作からシステム・シナリオ共に順当に進化。 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち SLG 良 フルボイス化、原作の2つの展開を両方収録とキャラゲーとして非常に良質。リアルタイムSLGとしても水準以上の出来。 サルゲッチュ ACT 良 世界初のデュアルショック「専用」ゲーム。様々な時代を駆け巡り、サルを「ゲッチュ」せよ! 三國志V SLG 良 「名声」という概念を導入。未だに「シリーズ最高傑作」の声が多い名作。 サンダーフォースV PERFECT SYSTEM STG 良 「パーフェクト」の名に恥じぬ出来となった、文字通りの完全版。 実況パワフルプロ野球 98開幕版/決定版 SPG 良 思い通りにチームを育てて甲子園を目指す! サクセスを超えた高校野球シミュレーションの名作。 実況パワフルプロ野球 99開幕版/決定版 SPG 良 もっとも売れたパワプロ。試合進行サクセス「冥球島」は今なお評価が高い。 実況パワフルプロ野球2000 開幕版/決定版 SPG 良 最新ハードの波に押されながらも安定した出来栄え。PS最後の『サクセス』モード。 じぱんぐ島 ~運命はサイコロが決める!?~ TBL 良 運命はサイコロだけでは決まらない。ゲームの面白さも予算だけでは決まらない。 JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻 ACT/STG 良 「元祖とびゲー」。自在なジャンプとコミカルな世界観が特徴の、一人称ACT&STG。 Jumping Flash!2 アロハ男爵大弱りの巻 ACT/STG 良 前作の楽しさを受け継ぎつつ、ボリュームアップ。 シルエットミラージュ ~リプログラムドホープ~ ACT 良 2種類の属性を使い分けるトレジャー製ACT。コミカルなデザインとは裏腹に重いストーリーや切ないエンディングは印象に残りやすい。 Zill O ll RPG 良 主人公に与えられたのは無限の可能性。プレイするたびに出会う運命が変わる、高い自由度と濃厚なシナリオを両立させたRPG。 シルバー事件 ADV 良 尖ったセンスが光るアドベンチャーゲームの異端。 SIMPLE1500シリーズ Vol.71 THE 恋愛シミュレーション2 ふれあい ADV 良 1500円とは思えないほどのボリュームのあるシナリオ。周回要素も備えてやり応え十分なゲーム。 真・女神転生 RPG 良 インターフェイスを微改善、音源を差し替えバグを消去したPS版。 スーパーロボット大戦α外伝 SRPG 良 当時異色の参戦作品群。「遙かなる時の彼方」のスパロボ大戦。 スーパーロボット大戦α SRPG 良 シリーズの転換点となった新世代のスパロボ。 スターオーシャン セカンドストーリー ARPG 良 前作からの正当進化。これ一本でトライエースの実力の凄さが分かる。 ストリートファイターEX Plus α FTG 良 名作格闘ゲームが魅力と雰囲気を損なうことなく3D化。 ストリートファイターZERO2 FTG 良 追加要素は少なめだが、移植度は良好。 スパイロ×スパークス トンでもツアーズ ACT 良 ちっちゃなドラゴンの冒険ファンタジーアクション第2弾。今度のテーマは異世界ツアー! スパイロ・ザ・ドラゴン ACT 良 インソムニアックゲームズの名を知らしめた、ちっちゃなドラゴンの冒険ファンタジーアクション。 スピンテイル ACT 良 洋ゲーにまさかのせんだみつお起用。ローカライズには難ありだが、中身はしっかり硬派なアクションゲーム。 聖剣伝説 LEGEND OF MANA ARPG 良 3D化の風潮の中、敢えて2Dで「聖剣らしさ」と「発展」を表現。 ゼノギアス RPG 良 詳細すぎる設定群を基に織り成すシナリオが魅力の、スクウェアRPG最高峰と評されるSFストーリー。 ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子 SRPG 良 ゾイドゲームの中では一二を争う程の出来栄え。旧バトストファンにも嬉しい仕様。 蒼魔灯 ACT 良 いっそう厚みを増した「トラップゲーム」第三弾。室内に響く老若男女の断末魔。 ソウルエッジ FTG 良 ソウルキャリバーシリーズの原点。アーケードからの移植だが、移植度は良好で追加要素も評価が高い。 続・御神楽少女探偵団 ~完結編~ ADV 良 御神楽少女探偵団の後編。シナリオはより本格的になっているが、前作プレイ前提なので注意。 卒業II ~Neo Generation~ SLG 良 前作と共にギャルゲーを語る上で外せない歴史的作品の移植。PS版では、移植元で問題となったイベントの多くが別のイベントに差し替えられている。 た行 太閤立志伝II SLG 良 PC98からの移植作。プレイヤー有利の変更点や追加要素あり。 タイムクライシス STG 良 名作ガンアクションに新規ストーリーを追加した移植版。 タイムボカンシリーズ ボカンですよ STG 良 システムもステージも一新。さらに遊びやすくなった「ボカン」シューティング。 タイムボカンシリーズ ボカンと一発!ドロンボー STG 良 あの3人組が主役。キャラゲーとしての完成度もさることながら、シューティング入門としてもハイクオリティ。 ダブルキャスト ADV 良 「ギャルゲーと思っているとビックリするな!」「うむ! その通り!!」 Dance Dance Revolution 音楽 良 専用コントローラーを使って家でもダンス。斬新な音ゲーがお茶の間に初登場。 Dance Dance Revolution 2ndReMIX 音楽 良 社会現象を巻き起こしたシリーズ2作目。収録曲が倍増し、充実したモードの数々と併せてボリューム満載。 Dance Dance Revolution 3rdMIX 音楽 良 難関譜面が増えてやりごたえアップ。本作からダイエット用の機能が充実。 探偵 神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に ADV 良 PSリリース三作品目。探偵らしさを高める新システムも搭載。 探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに ADV 良 ハードボイルドADV神宮寺シリーズの最高峰にして10周年記念作品。 ちっぽけラルフの大冒険 ACT 良 早すぎたレトロ2Dアクションへの回帰。2Dジャンプアクションの隠れた秀作。 チャルメラ SLG 良 ラーメンのように暖かな昭和の町で日本一のラーメン屋になろう。 チョコボの不思議なダンジョン RPG 良 低難易度路線のローグライクゲームを打ち出したパイオニア。それ故にかつては批判も多かった。 チョコボの不思議なダンジョン2 RPG 良 パッケージイラストの意味は、いずれ分かる事になるだろう……。 チョコボレーシング ~幻界へのロード~ RCG 良 「幻界」目指して走り抜けろ! スクウェア屈指の良作レーシング。 チョロQ RCG 良 カスタマイズ要素が魅力的なレースゲーム。 チョロQ2 RCG 良 ↑の続編。前作より機能が充実し、より遊びやすくなった。 チョロQ3 RCG 良 タムソフト製チョロQ最終作。ボリュームはシリーズの中でも随一。 チョロQマリン Qボート RCG 良 船や潜水艦でレースするチョロQ。 ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 SRPG 良 裁判沙汰のせいで印象は良くないが、その中身はPS最晩年にふさわしい名作SRPGである。 Dの食卓 コンプリートグラフィックス ADV 良 インタラクティブムービーの金字塔・PSに見参。『エネミー・ゼロ』事件の発端としても有名。 ディノクライシス2 AADV 良 恐竜達へのお礼参りが始まる。カプコンが放ったバイオ系アクションゲームの傑作。 テイルズ オブ エターニア RPG 良 戦闘システム、シナリオの方向性など、シリーズの土台を固めきった文句なしの名作。 テイルズ オブ デスティニー RPG 良 テイルズ オブ シリーズ第二弾。欠点も多いがそれをカバーする魅力もまた盛りだくさん。シリーズを一躍有名にした代表作。 テイルズ オブ ファンタジア RPG 良 改変内容に苦言を呈すSFC版ファンも存在するが、概して見ればリメイクのお手本とも言える完成度を誇る。 デザエモン+ etc 良 名作STG製作ソフトを移植。新機能や改善点も。 デジモンワールド RPG 良 携帯機の育成にRPG要素をバランスよく取り込んだ、据え置き型デジモンゲームの初期作。 デジモンワールド デジタルカードアリーナ TBL 良 ゲーム、そしてアニメの世界観も含んだカードゲーム。原作愛もやりこみ要素もたっぷり。 鉄拳2 FTG 良 まだまだ粗の多いゲームバランスではあったが、シリーズ発展に大きく貢献。PS1初のミリオンセラーソフト。 鉄拳3 FTG 良 キャラクターを大幅入れ替え、軸移動を導入。以降のシリーズの基礎になる。 デュープリズム ARPG 良 人気は根強いのに、何故か製作会社から長年目を背けられていた不遇の名作。 DX人生ゲームIV TBL 良 Wii版のクオリティを想像していると裏切られる。テレビゲーム版を遊ぶならコレ。 Toys Dream SLG 良 4人の少年・少女の発明物語。魅力的なキャラクターが織りなす世界観がウリ。様々な発明をして借金を返そう。 トゥームレイダース AADV 良 世界累計売上3000万本を超えるアクションアドベンチャーシリーズの第一作目。 トゥームレイダー2 AADV 良 前作から正当進化を遂げた第二作目。舞台は遺跡以外へも広がった。 東京魔人學園剣風帖 ADV/SRPG 良 感情入力システムを導入したジュヴナイル伝奇活劇。 ToHeart SLG 良 Leafを一気にメジャーにしたタイトル。メイドロボ萌え~。 トゥルー・ラブストーリー SLG 良 地味には地味の良さがある。当時の常識に逆行するような作風は、違った意味で影響を与えた。 トゥルーラブストーリー2 SLG 良 ディスク3枚組の大ボリュームで送る。演出、システム、内容、あらゆる部分を洗練させたTLS最高傑作。 ときめきメモリアル ~forever with you~ SLG 良 「遊んでるって知られて噂とかされると恥ずかしいし…。」良くも悪くもギャルゲーを規定した代名詞的存在。 ときめきメモリアル2 SLG 良 少々影が薄い気もするが、その実シリーズの一番人気。名作の血はPSギャルゲー最後のヒットを飾った。 ときめきメモリアルドラマシリーズ Vol.1~3 虹色の青春/彩のラブソング/旅立ちの詩 ADV 良 小島組が贈る名作恋愛ゲームのスピンオフストーリー。 どこでもいっしょ etc 良 人工無能?いいえ、ポケットピープルです。ポケステでいつでもどこでもいっしょだニャ! トバル2 FTG 良 格闘ゲームにもかかわらずFF7の陰に隠れてしまった、悲劇の名作。おまえの肉を食わせろ! ドラゴンクエストIV 導かれし者たち RPG 良 『VII』のエンジンでフルリメイク。クリア後の追加シナリオは賛否両論だが、原作の魅力はきっちり再現。 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 ~不思議のダンジョン~ RPG 良 不思議のダンジョン入門者は是非こちらからプレイを。 ドラゴンシーズ~最終進化形態~ SLG 良 「BGMが良いだけのゲーム」なんて言わせない奥深さが隠されていた! トラップガンナー ACT 良 第一印象の安っぽさで地雷ゲー扱いされた悲劇のゲーム。対人戦の熱さは最上級。 トワイライトシンドローム 探索編/究明編 ADV 良 都市伝説+女子高生に暮れゆく昭和の情景を重ねた、等身大な描写も光る名作学園ホラー。 な行 Neo ATLAS SLG 良 あなたが信じれば、世界は変わる。 Neo ATLAS II SLG 良 良作を発見しました。この報告を「信じる」/「信じない」 Neorude RPG 良 キャラクターを「導き」ギミックの豊富なダンジョンをクリアしていく、ゲームブックやテーブルトークRPGのような雰囲気のRPG。 Neorude ~刻まれた紋章~ RPG 良 ネオリュードシリーズ最終作。主人公陣は一新されたが、きめ細やかな演出や温かみのあるストーリーは健在。 Neorude2 RPG 良 リーディングRPGの決定版ともいうべき名作。ダンジョンだけでなくシナリオもパワーアップしている。 ネクストキング 恋の千年王国 TBL 良 ファンタジー世界で王子となりヒロイン達を口説き落とせ! は行 バーガーバーガー SLG 良 ハンバーガー店の経営SLG。ゲテモノから美味しいものまで、(店を潰さない範囲で)自由なバーガーを作ろう! ハームフルパーク STG 良 PS1最高額プレミアソフト。「ハートフル」な遊園地が「ハームフル」に牙を剥く。おもしろギャグの本格シューティング、いざ開園。 バイオハザード AADV 良 「ホラーゲーム」というジャンルが成立することを実証し、ゾンビゲーの雄となった名作。 バイオハザード2 AADV 良 基本要素はそのままに様々な調整を加え、前作を遥かに凌ぐ大ヒット作品となった。 バイオハザード3 ラストエスケープ AADV 良 新たなる恐怖が街を蝕む中、繰り広げられる「最後の脱出」。 バスト ア ムーブ Dance Rhythm Action 音楽 良 カッコよくダンスを踊るダンスバトルゲーム。 バスト ア ムーブ2 ダンス天国MIX 音楽 良 様々な要素が進化したダンスバトルゲームの秀作。 パネキット SLG 良 コンセプトは「無限工作おもちゃ箱」。真に「一生遊べる」だけの自由度を持った物理SLG。 Parasite Eve II ADV 良 RPGからアクションアドベンチャーにジャンル変更。豊富なやり込みと良質なアクションで完成度は高まった。 パラッパラッパー 音楽 良 音楽ゲームの開拓者。ラップ調の音楽中心でアドリブが盛り込めるのは今でも目新しい。 BAROQUE 歪んだ妄想 RPG 良 ダークで独特な世界観の一人称視点ローグライクRPG。 PANZER FRONT bis. SLG 良 国産コンシューマゲーム唯一の戦車シミュレーター。戦場の厳しさが味わえる。 beatmania APPEND GOTTAMIX 音楽 良 beatmaniaの楽曲に新たな方向性を打ち出した作品。 ファイナルファンタジーII RPG 良 WSC版をベースとしたリメイク。ギャラリーモードとムービーが追加されている。 ファイナルファンタジーIV RPG 良 ドットを完全に打ち直しダッシュを追加。コレクションシリーズ唯一の良心。 ファイナルファンタジーV RPG 劣化 内容自体はSFC版と同じなのだが、サウンドの劣化やロード時間が難点。特に『VI』のエンディング同期破綻が顕著。(『IV』が素晴らしかっただけに)どうしてこうなった…… ファイナルファンタジーVI RPG 劣化 ファイナルファンタジーVII RPG 良 最早説明不要の大作RPG。RPGに新たな方向性を提示し、PS普及の立役者となった。 ファイナルファンタジーVII インターナショナル RPG 良 北米版VIIをベースに様々な新要素を追加。オリジナル版でのシステム不満点を改善。 ファイナルファンタジーIX RPG 良 PS末期に目指した「原点回帰」。PS最高のグラフィックと、素朴で感動的なストーリーが魅力。 ファイナルファンタジータクティクス SRPG 良 『タクティクスオウガ』の流れを汲む、FF初のシミュレーションRPG。 風雨来記 ADV 良 北の大地で繰り広げられる出会いと別れの物語は「旅シミュレーター」としても見事な完成度。ギャルゲー史に残る演出でも有名。 FEDA2 White surge the Platoon SRPG 良 FEDAの続編。実写ムービーやファンサービスは必見。豪華声優、格ゲーを彷彿させる動作も高評価。 ブリガンダイン グランドエディション SLG 良 ゲームの出来は声優陣以上に豪華だった。 プリズムコート SPG/SLG 良 「こんなのバレーじゃない!」バレー経験者プログラマーの怒りが名作を生み出した。 ブルー・シカゴ・ブルース ADV 良 刑事J.B.ハロルドシリーズ4作目。聞き込みが主体のハードボイルドなミステリー佳作。 ブレイヴフェンサー 武蔵伝 ARPG 良 伝説の剣豪が異世界で大暴れ。敵の力を己のものにして戦え。 Blaze Blade ARPG 良 一人で遊ぶと凡ゲー、二人以上で遊ぶと名作というギャップ。 ブレス オブ ファイアIII RPG 良 プラットフォームをPSに移して完成度アップ。「シリーズらしさ」の定着にも成功した。 ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの RPG 良 人を選ぶが深く考えさせられるシナリオが魅力のRPG。 From TV Animation ONE PIECE グランドバトル!2 FTG 良 前作から大幅にボリュームアップ。システム面の変更もあり、より白熱したバトルを楽しめる。 フロントミッションオルタナティヴ SRPG 良 FMシリーズの異端児。荒削りながらもコアなユーザー達を捉えて離さない、センスの塊。 フロントミッション ザ・ファースト SRPG 良 初代の移植。新たなシナリオは一部不満はあるものの全体的に良好。 フロントミッション サード SRPG 良 青年は最愛の義妹を守る為、そして悪を暴くために世界を駆け巡る。フロントミッションの一つの集大成。 ベアルファレス ARPG 良 「ガンパレ」の影に隠れてしまった悲運の名作。世界観からキャラの挙動一つまで丁寧に作りこまれた完成度は本物。 ベイグラントストーリー ARPG 良 PSポリゴンの頂点。美麗なグラフィックと効果的な演出が素晴らしいARPG。 PET PET PET SLG 良 ペットショップを経営して町の人を幸せにしよう。…でも動物を売りすぎないように。 ペプシマン ACT 良 CMのノリでペプシマンを走らせよう。出来ればペプシコーラを飲みながら。 ペルソナ2 罪 RPG 良 衝撃的なストーリーはプレイヤーの記憶に刻み込まれた。続編『罰』との二部作の前編を担う作品。 ペルソナ2 罰 RPG 良 『罪』の続編にして完結編。アダルトな視点と罪のダークな物語を昇華した展開が見所。 BELTLOGGER 9 ACT/3DSTG 良 当時としては良画質で、加速パーツを装備しても処理落ちなし。シナリオも上出来。 BOXER S ROAD SLG 良 格闘アクションゲームではない。ボクサーとしての生活を再現するボクシングシミュレーターである。 北斗の拳 世紀末救世主伝説 ACT 良 北斗ゲー史上最高のバカゲー(他が酷過ぎるとも言う)。 ぼくのなつやすみ ADV 良 僕たちの夏休みはまだまだこれからだ! ポケットファイター FTG 良 ストリートファイターやヴァンパイアでおなじみのキャラがSD化して戦う隠れた良作。 ポポローグ RPG 良 「ポポロ」で「ローグ」。万人受けするシナリオ、特徴的なシステム、そして豊富なやりこみ要素。 ポポロクロイス物語 RPG 良 本当に「涙がぽぽろ」に……。 ポポロクロイス物語II RPG 良 プレイする際はお手元にハンカチ、いやバスタオルのご用意を。 ポリスノーツ ADV 良 「人類の宇宙への挑戦か、宇宙の人類への挑発か」―― 小島秀夫の初期の代表作として知られる90年代ADVの名作。 ま行 マール王国の人形姫 RPG 良 「家族・愛」をテーマにした笑いあり涙ありの感動作。その後の日本一ソフトウェアの作風を決定付けた。 マイガーデン SLG 良 派手さは無いが、丁寧に作りこまれたガーデニングゲーム。癒しを求める人へ。 マジカルドロップ PZL 良 取って投げて、縦に3つ並べるだけ! 後付け連鎖がアツい新感覚の落ちゲー。 街 ~運命の交差点~ ADV 良 一人の選択が誰かの運命を変える、サウンドノベルの最高峰。 マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~ RPG 良 RPGって世界を救わなきゃいけないものなんですか? 御神楽少女探偵団 ADV 良 ギャルゲー然とした見た目とドロドロで陰惨なシナリオとのギャップがウリの推理アドベンチャー。 みつめてナイト SLG 良 当時のギャルゲーらしからぬハードな世界観の恋愛SLG。 MYST ADV 良 グラフィックのクオリティと難易度の高さで有名な、ノーヒントクリックADVシリーズの元祖。 みんなのGOLF SPT 良 国民的ゴルフゲーム「みんゴル」、誕生。 みんなのGOLF2 SPT 良 正統進化を遂げ、ゴルフゲームシリーズとしての地位を確固たるものに。 moon RPG/ADV 良 ――それは、落ちた少年の物語。 メタルギアソリッド ACT 良 MSX2の幻の名作が帰ってきた。「20世紀最高のシナリオ」と絶賛された戦略諜報アクション。 メディーバル 甦ったガロメアの勇者 AADV 良 骸骨な騎士が悪の魔術師と戦う、ユーモアたっぷりの中世ファンタジー。 メモリーズオフセカンド ADV 良 重い雰囲気が漂いながらも先の見えないシナリオはシリーズ屈指の傑作となった。 桃太郎電鉄7 TBL 良 ハードを移し、表現力と戦力性を変えた新要素が追加。以後のシリーズでお馴染みとなった要素も。 桃太郎電鉄V TBL 良 派手派手しい追加要素こそないものの、堅実な方向性と豊富なやりこみ要素を持つ一作。 モンスターファーム SLG 良 どこか奇妙だけどカワイイモンスターを育てて最高のブリーダーになろう! モンスターファーム2 SLG 良 重大なバグや初心者殺しな要素も多いのだが、シリーズ最高傑作との呼び声が高い作品。 や行 悠久幻想曲 2nd Album ADV 良 遊びやすさとキャラの魅力を両立させたテキストアドベンチャー。 雪割りの花 ADV 良 全年齢向けでいいのかと思うぐらいの鬱ADV。 ら行 雷電DX STG 良 同名AC作品の完全移植作。敵が一切攻撃してこない特殊難易度、リプレイ、ボスラッシュと言った、数々の新要素が盛り込まれている。 雷電プロジェクト STG 良 『雷電』『雷電II』の完全移植作。縦置き画面モードは、後の縦STG移植作に標準搭載されるようになった。 ランナバウト ACT 良 とにかく自由な爽快感抜群の暴走ドライブアクション。純粋に速さを追求するもよし、思う存分破壊活動に勤しむもよし。 リッジレーサー RCG 良 ローンチタイトル。短いロードにテクノBGM。リッジ家庭版の歴史はここから始まった。 リトルプリンセス マール王国の人形姫2 RPG 良 キャラクターが歌って踊るミュージカルRPG2作目。明るく優しいシナリオと丁寧な恋愛描写にファンは多い。 RIVEN THE SEQUEL TO MYST ADV 良 謎解きADV『MYST』の続編。美しいグラフィックと高い難易度は健在。 リンダキューブ アゲイン ADV/RPG 良 コンシューマー初の18推ソフトの移植作。ゲーム史全体で見てもなかなかの異色作である。 るぷぷキューブ ルプ★さらだ PZL 良 キャラゲーと侮るなかれ。上級者も初心者も楽しめる良作アクションパズル。 レイクライシス STG 良 曲調のトリッキーさとシステムの複雑化から前2作ほどの評価はされなかったが、単体で見れば紛れもない名作。 レイストーム STG 良 ほぼ完璧な移植のオリジナル版に加え、ハイクオリティのBGMが光るアレンジモードをひっさげてきた名STG。 レイマン ACT 良 完成度の高い激ムズ横スクロールアクション。海外では大ヒットを記録し、ユービーアイソフトの看板タイトルにまで昇りつめた。 レガイア伝説 RPG 良 「霧」を晴らすために冒険する王道的RPG。格闘ゲームさながらのコンボや必殺技を決める楽しさ。 ロードランナー レジェンドリターンズ ACT/PZL 良 生まれ変わったレトロアクションパズルはよりやり応えのある作品に。 ロックマン8 メタルヒーローズ ACT 良 新ハード移行でさらに進化したロックマン。OP曲はシリーズ屈指の名曲。 ロックマンDASH 鋼の冒険心 ACT 良 フリーランニングRPGという新境地と魅力的なキャラクター群で未だに人気の高い、遥か未来のロックマン。 ロックマンDASH2 エピソード2 大いなる遺産 ARPG 良 フリーランニングRPG第二弾。格段に広がったスケールで物語は核心に迫る。続編が開発中止にならなければ…。 ロックマンX3 ACT 良 SFCからの移植作。演出面にやや賛否あるが、ラグフレームの解消などゲーム性は向上した。 ロックマンX4 ACT 良 演出の強化やゼロが使用可能になるなど、シリーズに新たな境地を見出した一作。 わ行 ワールド・ネバーランド ~オルルド王国物語~ RTS 良 架空の王国で気ままな人生を送る、今なお愛され続ける生活体験シミュレーションの第一作目。 ワイルドアームズ RPG 良 2DRPGテイストの集大成を感じさせる、口笛と荒野のRPG第1弾。 ワイルドアームズ 2nd IGNITION RPG 良 「英雄とは何か」を問う白熱のシナリオは、ワイルドアームズシリーズ最高と評される。 ONEピースマンション PZL 良 おそらく史上初のマンション管理ゲーム。住民達の平和な生活を守るため、管理人は日夜頭を悩める。
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ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部 【うるとらまんくらぶつー かえってきたうるとらまんくらぶ】 ジャンル RPG 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 バンダイ、ユタカ 開発元 インターリンク 発売日 1990年4月7日 定価 6,300円 備考 パスワードコンティニュー(カタカナ12文字) 判定 良作 ウルトラマンゲーム・リンク 概要 ストーリー システム 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 SDキャラクター全盛期のSDウルトラマン「ウルトラマン倶楽部」のRPG。 1988年10月の第一作『ウルトラマン倶楽部 地球奪還作戦』がディスクシステムでの発売になったため(*1)本作が「ウルトラマン倶楽部」シリーズに触れる最初の作品になったという少年達も多い。 また、テレビ番組のウルトラシリーズ(国内向け)が81年から96年まで製作されなかったので、当時進行中の国内のウルトラシリーズはこうしたゲーム媒体だけであった。 ストーリー ウルトラ兄弟と怪獣が暮らす「地球(人間はいない)」「月」「ドックン星」「怪獣墓場」「ウルトラの国」の5面構成。 宇宙警備隊員のウルトラマン(通称・マン)は地球基地隊長であるゾフィーの命を受け、バルタン星人Jrに襲われたピグモン村に向かう。その後もウルトラ兄弟は各地で起こる侵略事件を解決していく。 システム 宿屋・お金・装備・消費アイテムという概念はない。基地で全快する。強くなるためにはひたすらレベルアップするのみ。 ウルトラマンらしく、海や宇宙空間では飛んで移動する。フィールド上であれば山や海に遮られずに自由に移動できる。 海や宇宙空間では移動速度が速くなるのと自由な移動ができる反面、出現するモンスター(ザコ怪獣)の編成が陸地とは異なり、基本的に陸地よりも強めの敵編成となる形でバランスが取られている。 ストーリーの進め方はRPGとしてはオーソドックスで、特定の相手との会話によってフラグを成立させることでそれまで入れなかった場所に入れるようになるという形でストーリーを進めていく。 直接のフラグ成立に繋がらない会話であっても、次に行くべき目的地への方角を東西南北でおおまかに教えてくれるので目的地まで迷いにくい。RPGをプレイする上での基本となる「話せる相手全員に会話をし、情報収集をする」を徹底すれば次に何をすれば良いか分からずに詰む恐れはそこまで多くない。 戦闘はオーソドックスなランダムエンカウント式。敵味方を横から見た『ファイナルファンタジー』風の画面である。 体力が減ると必殺技コマンド「今だ必殺」が確率で表示され、強攻撃・全体攻撃・麻痺・即死・防御力アップ・味方の蘇生などといった効果の必殺技が使用できる。 全部が使用できるわけではなく、表示されるのは1~4つとばらつき、リストに上がる技もランダム。 効かないのにボス戦でも即死系の技が出たり、バリア系しか出ない時もあり、使いにくい部分もある。 特定条件下でしか出現しない必殺技もある。 ポイントを消費するようなことはなく、使用可能な状況なら無制限で使える。 通常のRPGの魔法にあたるのは「カプセル怪獣」。ウルトラセブンの劇中のカプセル怪獣と異なり、カプセル怪獣となる怪獣は本作に登場するザコ怪獣の中から選ばれている。 使用すると「体力回復」「ダンジョン脱出」等の効果を即座に発揮するタイプと、使用者に代わって戦闘してくれるタイプの2通りがある。 基本的に使うとなくなる消耗品だが、基地で休めば規定数まで補充できる。ランダムで敵がドロップすることもある。 パーティは最大3人(メンバー変更は強制)。主人公のウルトラマン(*2)が倒れると仲間が残っていてもゲームオーバーとなり、最後にウルトラサイン(パスワード)を聞いた基地まで戻される。 経験値やフラグもその時点まで巻き戻される。つまり一旦リセットしてパスワードを再入力したのと同じ状態になる。 ファミコンソフトであるが文章の一部が漢字表記である。 ただし文字は小さく、当時の小型ブラウン管テレビでは見づらいという問題もあった。 評価点 購入対象である小学生が遊べる単純さと難易度。 パスワードもア~タのカタカナ16種が12文字とドラゴンクエストIIなどとは比べ物にならない書き残しやすさ。 経験値が共有で、消耗品アイテムもないために情報量が少なく済んでいる。 登場キャラクターの多彩さとグラフィックのコミカルさ。 プレイヤーキャラクターはウルトラマン・ウルトラセブン・帰ってきたウルトラマン(*3)・ウルトラマンエース・ウルトラマンタロウ。 宇宙警備隊基地の隊長は地球がゾフィー、月がジョーニアス、怪獣墓場がエレク(*4)、ウルトラの国は父という人選。 ザコ怪獣にはササヒラー、シーモンス シーゴラス、シシゴラン、ドロボン、モチロン、ギロ星獣、バルダック星人、ケンドロス、プラズマ マイナズマなどとディープなファンでなければ当時なら怪獣図鑑、今ならネット検索がないと分からないような怪獣が登場。 ペア怪獣(プラズマ マイナズマ)や夫婦怪獣(シーモンス シーゴラス)は必ず一緒に戦闘で現れる凝り方。 一方で劇中においてペアで登場した怪獣達の一部は登場エリアが異なって一緒に出現しない場合がある。(ササヒラー ヤメタランス、カイマンダー シシゴランが該当。ササヒラーとシシゴランは地球にしか出現しないのに対し、ヤメタランスは月のみ、カイマンダーは怪獣墓場のみの出現となる) 攻撃したりダメージを受けるとキャラクターの絵が変わる。味方のウルトラマン達はHPが低くなると立ち絵が片膝をついて疲弊した様子に変化するという形で危険な状態だというのが分かりやすくなっている。 最初にイベントとして倒したバルタン星人Jrの事件をきっかけに、親であるバルタン星人が各宇宙人を利用しウルトラマンに復讐するという、ウルトラシリーズにおけるバルタン星人の因縁を逆手に取ったストーリー。 問題点 序盤のゲームバランスの不安定さ。 回復手段や脱出手段を持たず、単体攻撃技のみのマン一人で戦うため、序盤のうちは長旅がかなり厳しくなっている。 ダメージのばらつきが大きく、命中率もあまり高くないので被ダメージの計算がしにくく、戻るタイミングをつかみにくい。 最初の仲間であり、全体攻撃必殺技とカプセル怪獣を持つエースは、あるダンジョンのボスを倒さないと仲間にできない。クリアできるかはエンカウントの回数や、敵からのダメージを回避できるかによって大きく左右される。 安定させるにはレベルを上げるしかないが、入る経験値は微々たるものなので、レベルアップがかなり遅い。 コンティニューの仕様上、全滅覚悟で進むこともできない。必然的に基地の近くでこまめにパスワードを聞きながらの地道な作業になる。 エース加入後のゲームバランスは比較的良好。というのも唯一の回復手段が「味方全員を全回復」なので比較的余裕を持って進めるのだが、マンが死亡すると即座にゲームオーバーになるために常に緊張感はある。 敵の技の一つの「はかいこうせん」が特に厄介。この技は味方一人を即死させる効果で、ボスだけでなく一部のザコ敵も使ってくる。実際には使われても即死の効果が発動する確率はかなり低いが、マンが狙われて効果が発動し即死→ゲームオーバーという事もありうるのでその技を持つ敵との戦闘時は油断できない。 仲間の入れ替えが激しい。 パーティーが最大3人なので次のウルトラ兄弟が入る前に必ず2番目枠のウルトラ兄弟が抜ける。新しく入るキャラは抜けたキャラとほぼ同様のステータス…。 好きなウルトラ兄弟を使うということは全くできない。 特に2人になった直後にエリア移動し、ザコ敵が強くなるので3人の時と比べ大幅に苦しくなる。 カプセル怪獣の効果がゲーム内ではまったく示されない。(説明書には記載されている) 特に死者を蘇生する「ウー」は、全員生存している時に使うと何もせずに消える。効果の無い怪獣だと思っていた人も多いのでは?「マンが死亡するとゲームオーバー」かつ「マンはカプセルを使えない」ので、これを活用できるケースは「ウーを持っていない方の仲間が倒れた時のみ」とかなり限定されている。 戦闘以外での文章で「ー」にあたる部分が「~」となっている。「ゾフィ~」や「エ~ス」と書かれ、いまいち締まらない。 フィールド上のボスのグラフィックが同一で戦うまでどの宇宙人がボスなのかさっぱりわからない。 フィールド上で固有のグラフィックとなっているボスはバルタン星人(親とJrで共通)、イカルス星人、アントラー、レッドギラス ブラックギラス(同じドット絵を流用し、色違いで描き分けている)の5体だけ。町にいる怪獣はかなり描き分けられているので落差が激しい。 放送から10年でも扱いが不遇な80、アストラ(偽物)は出るのにまったく出番のないレオ…。 近年ならともかくこのころのウルトラゲーでは彼らの不在が珍しくないが、レオや80が一番好きなファンには正直勧めにくい。特にわざわざアストラがいるのにレオがいないのは、単純に不自然である。ただし、近年では逆にレオ・80参戦・ジョーニアス不在(*5)というパターンが多い。 敵キャラの名前のミスがやや多い。 ガバドンやクレイジーゴンのような表記揺れはともかく、ヒッポリット星人(*6)やフィリップ星人(*7)といった明確な誤植、シーゴラスとシーモンスの名前が逆(*8)などのミスもある。 ボスであるババルウ星人と、ザコキャラであるマグマ星人のグラフィックが逆。 ラスボス撃破後もパスワードコンティニュー可能 しかし、そのパスワードを入力してコンティニューすると既にラスボスは撃破しており、敵とのエンカウントもしなくなり、最後の行動を取ってエンディングを迎えるだけとなる。 + エンディングについて EDがプレイによっては意味不明な展開となる。 OP後、目の前にいるピグモンの子供との約束を果たすためにEDで再度地球へ向かうが、ピグモンの子供と話すのは任意のため、会話しなかったプレイヤーはなぜ地球へ向かったのかがわからない。 また話したとしてもその時点では単なる雑談なので、EDにたどり着いたときにはすっかり忘れていた、という人も。 総評 SDである「ウルトラマン倶楽部」のゲームであるが、ウルトラマンらしさをふんだんに盛り込み、キャラゲーとして十二分の出来。 しかも、ゲームバランスも練りこまれているので純粋なRPGとしてもしっかりとしたゲームとなっている。地道なレベル上げに耐えられればであるが。 その後の展開 翌月にあたる1990年5月26日にゲームボーイソフトとして『ウルトラマン倶楽部 敵怪獣ヲ発見セヨ!』を発売。 対戦型のシミュレーションゲームだが非常に独創的なゲーム性になっている。 また王道なウルトラ兄弟(無印~レオ)のみならず、80やジョーニアス(*9)、更には主役以外のゾフィー、父、母、アストラ、ユリアンなども参戦し全員が戦う豪華オールキャストな点も見もの。 その反面CPUの思考ロジックがお粗末という難点もあり。 ファミコンソフトでは1991年12月29日『ウルトラマン倶楽部3 またまた出撃!!ウルトラ兄弟』が発売。 この作品ではシステム面での問題点が多く、残念ながら出来は良くない。 余談 本作は『Dの食卓』『エネミー・ゼロ』などで有名な飯野賢治氏のデビュー作でもある(*10)。担当会社からもらったシナリオを破り捨て、元々の担当者に向かって自分が書き直す宣言をしたというエピソードがある。 本作は上記の通り1990年4月の発売だがクレジットでは「SHINSEI 1989」となっている。 もちろんこれは当初は前年発売予定だったのが延期した名残だが、そんなケースはたいてい1月や遅くても2月上旬に少しある程度であり、4月発売にもなってそのようなケースは非情に珍しい(*11)。 エンディングに使われている曲は、1986年にデータイーストが発売したアーケードゲーム『ブレイウッド』のアトラクトBGMが原曲(*12)。
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Job Simulator 【じょぶしみゅれーたー】 ジャンル シミュレーション 対応機種 WindowsPlaystation 4Meta Quest 発売・開発元 Owlchemy Labs 発売日 【Steam】2016年4月5日【PS4】2016年12月15日【Quest】2019年5月22日 定価 【Steam】2,050円(税8%込)【PS4】1,999円(税8%込)【Quest】1,990円(税8%込) プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 備考 各種VRヘッドセット及びモーションコントローラー×2必須(PC)Playstation VR専用ソフト且つPS Moveコントローラー×2必須(PS4) 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 「Owlchemy Labs」からリリースされた仕事体験シミュレーションVRゲーム。 全ての仕事をロボットに任せきった2050年の近未来で、かつて人間たちが行ってきた”仕事”を体験するという設定。 特徴 モーションコントローラーを2つ使い、両手を使って様々な仕事を体験していく。 マシンにファミコンのようなカートリッジを入れてレバーを引くことで、仕事の体験が始まる。 マシン左にある「Infinite OVERTIME」のスイッチを入れることで無限残業モードになる。 体験できる仕事は以下の4つ。 OFFICE WORKER オフィスでの仕事を体験できる。デスクワークや、資料の作成をする STORE CLERK コンビニの店員を体験できる。ホットドッグを焼いたり、時に強盗の相手をしたりする。 GOURMET CHEF レストランのシェフを体験できる。注文通りに料理を作ったりする。 AUTO MECHANIC 車の整備士を体験できる。車の部品を交換したり、塗装ができる。 + 全ての仕事をクリアすると…? 仕事をクリアするとカセットが金色になり、全ての仕事をクリアするとMODが追加される。 MODは『ソニック ナックルズ』のようにカートリッジに繋げることで導入できる。 導入することで、ものが跳ねるようになったり、重力が少なくなったりするようになる。 評価点 できる行動の自由度の高さ 本作ではとにかくできることの自由度が高い。 基本的には要求通りに仕事をこなしていくのだが、間違えてもペナルティ等はまったくなく、以下のように自由に行動ができる。 車の仕事で、タイヤを全部取り外す。 料理の仕事で、食べかけの食材を提供。 お客さんであるロボットたちのメガネや帽子を奪う。 暇つぶしに適当なものをつかんでロボットに投げつけても、一瞬嫌な顔はされるが問題なし。 以上の内容を実行しても、まったく怒られない。それどころかお礼を言われることも。 メガネや帽子などを頭に持っていくと装着することができたり、食べ物を口に持っていけば食べることができるなど、自由度はかなり高め。 しかも、カビた食べ物を食べるとちゃんと吐く。 コミカルな雰囲気 シミュレーターとしては、リアルなグラフィックではなく、全体的にデフォルメされたグラフィックとなっている。 本作に出てくるロボットたちは、昔のパソコンのディスプレイのような形をしており、親しみやすいデザインをしている。 仕事の内容も、現実の仕事を忠実に再現したわけではなく、車のタイヤの一つがドーナツのデザインだったり、オフィスの仕事で資料を改ざんするように命令されたりと、どこかおかしな雰囲気となっている。 賛否両論点 一つの仕事に対して量が多い。 純粋に受け取ればボリュームが多いと評価点になるが、VRで両手を使うというシステム上、体力を消耗しやすいので、人によっては多すぎてダレる可能性もある。中断して続きから再開することは可能。 問題点 できる行動の多さに対してのリアクションの少なさ。 評価点と相反するようだが、何をしても怒られないということは、何をしても反応は一緒ということでもあり、「わざと変なことをして相手の反応を楽しむ」ということを期待するとがっかりするかもしれない。 他にも、卵を電子レンジで熱しても爆発しなかったりと、少し物足りないところもある。 総評 まさにVRゲームのお手本と言ってもいいようなゲーム。 日本語に対応しておらず、コミカルな雰囲気を全て楽しむことができないのが残念だが、VRのゲームで何を遊ぶか悩んでいるなら、とりあえず買っておいて損はないゲームである。Quest版は日本語字幕あり。
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ファミマガディスクシリーズ 機種は全てFCディスクシステムで徳間書店発売。Vol.2以降は書き換え専用。ジャンルはいずれもPZL。 Vol タイトル 概要 判定 1 香港 唯一のパッケージ販売あり。5ヶ月後にGB版も発売。シンプルな麻雀牌パズルだが単調すぎて盛り上がりに欠ける。 ク 2 パニックスペース オブジェを押して鍵となるレーザーを扉に誘導する『倉庫番』系パズル。 3 オール1 初の『ファミマガディスク大賞』作品。サイコロを押して全ての目を1にするという単純明快ながら奥深い内容。 良 4 クロックス 時計の針をつなげる落ちものパズル。地味ながらオリジナリティの高い内容。 良 5 ぷよぷよ 唯一の非公募作品でメーカーとのタイアップ作。MSX版と同時発売で、2年後にはロムカセット版も発売。後に有名シリーズとなる落ちものパズル。 良 6 じゃんけんディスク城 ディスクソフト全体でも最後のソフト。じゃんけんのルールに則って敵を押して倒していく。 なし 関連作品 機種は全てFCロムカセット。 発売日 タイトル ジャンル 発売元 概要 判定 1987年2月27日 ポケットザウルス 十王剣の謎 ACT バンダイ 本誌が1986年末に行った企画「少年ゲームクリエイター大募集」で読者からアイデアを募集。橋本名人を主役に据えており、アクションをベースにシューティングありクイズあり。日用品シリーズ『ポケットザウルス』が応募テーマだが、ゲーム内容はほぼ無関係。 シリ不 1991年4月12日 ゴルビーのパイプライン大作戦 PZL 徳間書店 『香港』『パニックスペース』と同じく雑誌『MSX・FAN』から誕生。元ネタ『水道管II』をアレンジし当時のソ連大統領ゴルバチョフ氏をイメージキャラクターに起用。パイプラインを繋いで通す落ちものパズルで均整の取れたゲームバランスだが、当時の基準でも演出不足。 なし 1991年4月26日 ラグランジュポイント RPG コナミ 本シリーズと同様、ファミマガ通算100号を記念した企画「芸夢工房」で読者からアイデアを募集。開発はコナミと共同。未来世界を舞台にしたSFファンタジーRPG。 なし シリーズ概要 徳間書店発行のゲーム雑誌『ファミリーコンピュータMagazine』(通称『ファミマガ』)が1990年の7号(4月6日号)で創刊100号となったことを記念して立ち上げられた企画。 コンセプトは「簡単だけどハマるゲーム」というものとして、第1弾パズルゲーム『香港』が発売された(*1)。 同時に「ファミマガディスク大賞(*2)」という企画でアイデアを募集し、本シリーズの『オール1』『クロックス』(共に第1回大賞受賞作品)、『じゃんけんディスク城』(第3回大賞受賞作品)は、その投稿作品を実際にソフト化して発売したものである。 この経緯から全て「ファミマガディスク大賞」の応募作品だと勘違いされることもあるが、第1・2弾の『香港』『パニックスペース』のみ雑誌『MSX・FAN』の投稿プログラムコーナー「ファンダム」の掲載作品が出典である。 また、第5弾については投稿作品ですらなく、コンパイルとのタイアップ企画として登場した『ぷよぷよ』である(*3)。 ただディスクカードは1990年ともなればロムカセットにすっかりバッテリーバックアップが定着したことでゲームデータのセーブができるという優位を失い、またロムの大容量化でディスクカード当初の強みだった容量でもロムカセットに対し如実に不利だった時代。 ファーストの任天堂も含めてディスクソフトに注力してきた各メーカーは再び主力ソフトをロムカセット供給に戻しており(*4)、また年末にはスーパーファミコン発売が控えていたこともあって殆ど注目されなかった。 実際6本中4本はスーパーファミコン(1990年11月21日)の後に発売されているため認知度は低い。 特に最終作『じゃんけんディスク城』(1992年12月22日発売)に至ってはスーパーファミコンのソフトが非常に充実してファミコンすら末期の時代であったため注目度は限りなくゼロに近く、書換機であるディスクライターが1993年3月に小売店から完全撤去されたため普通に店舗購入できる期間はたった3ヶ月程度しかなく(*5)長い間その存在すら知らなかった人も多い。 とはいえシリーズ1作目の『香港』こそ残念なデキだが、後に続いたものはゲームの内容自体は秀逸なものが多く、現在でも隠れた名作シリーズと呼ばれている。
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ワールドエンド・シンドローム 【わーるどえんど しんどろーむ】 ジャンル ミステリー×恋愛アドベンチャー 対応機種 プレイステーション4プレイステーション・ヴィータNintendo Switch 発売元 アークシステムワークス 開発元 トイボックス 発売日 2018年8月30日 定価 5,907円 判定 良作 ポイント 田舎町に隠された伝承と秘密夏の海と田舎に暮らすヒロインとの交流 概要 シナリオ システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 生者に紛れ込んだ死者は誰だ―― 概要 「死者が蘇る」という町の言い伝えが残る、架空の田舎町「魅果町」を舞台にした恋愛ミステリー・アドベンチャーゲーム。 閉鎖的な村、部活動、伝統を信じる村人、サスペンス要素など「ひぐらしのなく頃に」のようなゲームと言えば分かりやすいだろうか? 実際にコラボもしている。 キャラクターデザインを担当するのは「BLAZBLUE」シリーズでもキャラクターデザインを手がけた「加藤勇樹」。個性豊かに描かれた魅力的なキャラクター達と、ひと夏の恋愛を体験できる。 シナリオ とある事情で田舎町の「 魅果町 」に転校した主人公は、電車内で「 音無雪乃 」という女性に出会う。女性はフリーライターで、「魅果町」を取材して記事にしたいという。 「魅果町」は百年に一度、死者が蘇り禍(わざわい)をもたらすと言われる「黄泉人伝説」と呼ばれる伝承があり、魅果高校で教鞭をとる山城香織は黄泉人伝説を元に「 ワールドエンド・シンドローム 」という小説を書き、ベストセラーになった。 その小説は地元企業の神代堂がスポンサーとなり、人気アイドル「二カレイ」が主演で映画化されることになった。 主人公は魅果高校に転校すると、その山城香織に興味を持たれ、彼女が顧問を務めるミステリー研究会に誘われ、「 楠瀬舞美 」「 神代沙也 」「 甘奈未海 」「 山田花子 」「 麻木健介 」が所属する会の一員となる。 主人公はミステリー研究会と忘れられない一夏の体験をする。 システム 物語は「序章」「本編」「真相編」に分けられる。 「序章」では主人公が転校して来て、ニチレイ主演の映画の決定、ミス研メンバーの身内との出会いが描かれる。 「本編」では「朝・昼・晩」の三回に行動パートが用意されている。 「別荘/高校/駅前/海岸通り/住宅街/森/神代邸」の魅果町の場所を移動する。移動した場所には2~3の細分化された場所がある。例えば学校は「屋上」「部室」の2つある。2~3の場所にそれぞれ移動しても1ターンしか消費されない。 主人公は出会ったヒロイン達と交流する。選択肢は少なく、ヒロインと会うと自然と好感度が上がるシステムである。 1周目は強制的にBADエンドであるが、2周目から前周で出会ったキャラのアイコンが地図に表示される。 ヒロインと出会うとヒロインの色のオーラが現れ、それ以外だと白のオーラが表示される。 「真相編」は五人のヒロインのルートをクリアすると現れる。 システム スキップ、既存スキップ、バックログというADVの基本システムが搭載されている。 ボイス 主要イベントはフルボイス、雑多なイベントはテキストのみである。 TIPS 物語の固有名詞や解説をしてくれる。 コレクション 「魅果町」を探索するとお神代堂のお菓子やのパンフレットがもらえる。 依頼 「二カレイのサイン」などを入手してくる、魅果町のクイズに答えるなどを依頼される。 評価点 シナリオ 黄泉人を中心とする人々の思いと人間の生死を扱ったシナリオは高評価。 「死」という重い内容ではあるが、王道的で明るめな男女サークル物と田舎町の探索が挟まれるので、それほど重くなく、読み進めることができる。 一方でヒロインのエンディングをひとつずつクリアしていくことで、ルートが徐々に解放され、ヒロインたちとの甘い恋とミステリー要素が紐解かれていく展開に、多くのプレイヤーから評価されている。 各ヒロインルートの結末は衝撃的。後述の問題点も生まれてしまうものの、これらの演出により真相が知りたくなり、ゲームにのめりこむようになる。 また、行動パートでは1周目で偶発的に出会ったキャラも、次の周では意外な場所で会うことが多い。そのキャラの個別ルートへ行くと、「なんでこんな所にいるんだ?」と疑問に思った点が分かるという一度で二度美味しいシナリオである。 グラフィック 水が流れる、風車が回るなど、動く背景により、風景の作り込みも非常に良く評価される。特に海辺の波や、駅前の柳などは環境音の臨場感も合わさりとてもリアルである。 伏線 真相編では各ルートで謎だった真実が明るみに出る。各所にちりばめられた伏線及び回収、複数の謎を層にして重ねたストーリー展開どちらも完成度が高い。おかしい動きをしていた者、表情・行動が不自然な者、不自然な言動などの態度が明らかになる。 各ルートに巧みに隠されており、もう一度プレイするとにやりとできる部分が多い。 特に最後の残された伏線はプレイヤーに感嘆を与えてくれると高評価である。 キャラクター よくあるギャルゲー無個性主人公…ではなく、実は細かい背景がある。彼の言動や行動も伏線となっている。 キャラクターデザインは評価が高い。キャラ一人一人の向きや、口パク、目パチ表情など細かい挙動が合っていて雰囲気が非常に良い。 ギャルゲーだけあってヒロインキャラの魅力は十分。さらにそれぞれ秘密があり、それを知るためにシナリオに興味を惹かれる。 王道的なキャラ設定の中に本作のオリジナルの背景が詰められており、魅力的である。清々しい純愛で初々しい物語が描かれる。 デート、キスシーン、海水浴といった王道的な恋愛イベントも用意されてる。 ついでにサービスシーンも。 脇役も魅力的なキャラが多く、特に親友枠の健介の存在は重いシナリオを軽くしてくれる。 夏の田舎町の散策 町の探索は非常に楽しい。まるで夏休みに田舎町に遊びに来たような感覚で探索できる。 見どころも多く、神社や自然、海、ホテルなど名所があり、都会の喧騒を忘れさせてくれる居心地が良い世界観である。 モデルとなった町があるなら行ってみたいという声も多い。 音楽・OP BGM・OP共に評判が良い。 OPは歌詞の内容と本作が非常にマッチしている。クリア後に聞くと、感慨深いものになっている。 BGMは落ち着きのある優しい雰囲気の物が多く、田舎町の風景と組み合わさっている。 コレクション・依頼 ヒロインルートとは違う行動をとる必要があり、ちょっとしたサブイベントとして本編の塩梅となっている。 裏設定もあり、本編の補足でもある。 賛否両論点 TIPS 「428 ~封鎖された渋谷で~」などのゲームで登場するシステムであり、解説あり、笑いあり、雑学ありで楽しませてくれる。 一方、他のゲームと違い、TIPSで説明したことをキャラに再び説明させる部分があり、少々テンポが悪い。 主人公の過去 物語の肝である主人公の過去であるがその内容に賛否。 + 内容に関する詳細(ネタバレ) ネタバレにならない程度に話すと「主人公のせいで姉が事故死した」という物。 主人公自身も後悔しているが、「この世界なんて滅びてしまえ」などと悪態をつくこともあり、プレイヤーに不快感を与えることも そもそも原因の事件も、そんなことをするヤンチャな人格でもないので、「姉を助けるため仕方なく」などの設定にした方が良かったのではないだろうか? 展開が少々早い 夏休み一ヶ月の間の話であり、この間にヒロインと仲良くなり付き合う。ほとんどのヒロインの主人公に惹かれていく過程の描写が少ないため、急にヒロインが主人公のことを好きになっている、と感じるプレイヤーも存在する。 サスペンス要素は少なめ サスペンス・ホラー要素は後半に集中しており概ね全体の20%ほどである。 そのためサスペンス要素に期待すると肩透かしになる。 問題点 難易度が高い 近年のADVにしては難易度が高い。各キャラのルートに行くには、各キャラがいる場所に行って好感度を上げる必要があるのだが、ヒロインを見つけることは初見だと ノーヒントである 。ヒロインの行く場所を推理しなくてはならない。無論、誰もいない場所に行っても、 セーブ&ロードでしかやり直しもできない。 2周目から出会ったヒロインのアイコンが地図に表示されるが、攻略が終わったヒロインが表示されるだけなので、根本的解決にならない。 せめて2周目からは全てのキャラの行動を見られるようにしても良かったのではないだろうか? 攻略対象外の女性キャラがチラホラ 大人の女性が登場するが、一部を除いて彼女たちは攻略できない。 魅力的な女性キャラなので残念。 取り返しのつかない要素 あるヒロインのパートに行くと、取れなくなるTIPSがある。 2018年12月10日に配信されたパッチ(Ver1.01)で修正済み。 エピローグ 真相編が終わってのエピローグであるが、あんまり評価が良くない。 ようするに海外ドラマの最終回にありがちなクリフハンガー(*1)。 一応、続編の存在は示唆されている。詳しくは、後述の余談にて。 テンポが悪い いちいち日付が表示される、日の終りにセーブをいちいち聞かれるなど、テンポが悪い部分がある。 セーブが任意でできない。 現代ADVでは必須である好きなタイミングでのセーブが出来ない。選択肢の前にセーブしたいと思っても出来ず、一日前からやり直すしかない。 前のセーブに戻りたい時も、一度トップに戻ってから「続きから」を選ばないといけない。 一部キャラの立ち絵がない、物寂しい部分がある。 + 各ヒロインルートの結末(ネタバレ) 各ヒロインルートの結末は、真相編に繋がる1人を除きBADエンドである。 そこにも伏線と謎があるので仕方ないのだが、メイン以外のヒロインとも恋人としてエンディングを迎えたいというユーザーも存在する。 総評 田舎町を舞台にしたサスペンス・恋愛ADV。独特な雰囲気の田舎情緒溢れる夏の雰囲気が楽しめるだろう。 余談 ディレクターである金沢十三男氏から、続編『ワールドエンド・フェノメナン』の存在が示唆されている。 2023年末の個人Xによると諸事情で今は具体的に作れず、本作と世界線を共有する違うミステリー作品を制作中とのこと。
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このページでは、『赤い刀』と『赤い刀 真』の2作を紹介しています。 赤い刀 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 赤い刀 真 概要(真) 真モードについて 絶モードについて 評価点(真) 賛否両論点(真) 問題点(真) 総評(真) 余談 その後の展開 赤い刀 【あかいかたな】 ジャンル シューティング 対応機種 アーケード 発売・開発元 ケイブ 稼動開始日 2010年8月29日 プレイ人数 1~2人 判定 なし ポイント 『デススマイルズ』以降久々の横STG目玉システムのせいで大味なバランスキャラクター・世界観・演出面は好評 ケイブSTGシリーズ 概要 ケイブ製のアーケードシューティングゲームとしては最後の完全新規作品となっている横スクロールシューティングゲーム。 第二次大戦期の兵器と「忍者」を掛けあわせたような世界観が特徴。 タイトルの「赤い刀」については、(掻い摘んで言えば)本作に登場する味方や敵が「赤い刀」の持つエネルギーを動力に兵器を動かしているという設定に由来すると思われる。 そのためタイトルやキャラデザインに反して「剣劇アクション」ではない。「和風+ミリタリー」というありそうで無かった組み合わせの世界観となっている。 特徴 基本システムは他のケイブ製シューティングゲーム、特に同じ横STGである『プロギアの嵐』『デススマイルズ』とほぼ同様。全6ステージ1周エンド。ただし6面はボスとの戦闘のみ。 ボタンはショット、ボム、フルオート(オート連射)、本作最大の特徴である「念身」用のボタンの4つ。 ボタン連打による攻撃(所謂ショット)は「ディフェンスモード」、ボタン押しっぱなしで低速移動しながらの攻撃(所謂レーザー)は「アタックモード」と呼ばれている。 パワーアップの概念はなく、また自機の移動に応じて位置を変えられるオプションも初期状態で付いている。 『デススマイルズ』とは異なり地形の概念は存在しない。 最後の一機で敵弾に接触した時に手持ちのボムが残っているとオートボムが発動する根性システムがある。 本作の肝となるのは「念身」システム。専用の「祈導ゲージ」(緑色のゲージ)を使用することで自機を戦闘機から人型(幻忍の姿)に変化させることができる。~念身中には以下のような効果が得られる。 ディフェンスモード中は自機が盾を持ち、敵弾を全て跳ね返すことができる。 跳ね返した敵弾は消滅するわけではなく、円を描いてからまた自機を狙う軌道を取る。 また、敵に近づいてからディフェンスモードで破壊すると撃ち返し弾が発生する。 アタックモード中は自機が銃を持ち、敵を破壊することで敵弾を得点アイテム(金塊)に変えることができる。 アタックモード中に敵弾に接触した場合、祈導ゲージが0になり、念身が強制的に解除される。周囲の敵弾が弾き飛ばされるため即ミスにはならない。 祈導ゲージは敵を破壊して出現する緑色のアイテムを取得することで増加する。 祈導アイテムはアタックモード中のオプションに吸着し、敵や敵弾に接触させることで大きくなり、取得した時の祈導ゲージが増加するという効果がある。 また、自機の残機表示はゲージ状になっており、ミスして残機を失うとその分のゲージが祈導ゲージに変換され、祈導ゲージの最大値が増加する。 スコア稼ぎについては先述した念身で敵弾を金塊に変換していくのが中心になるが、やや特殊なシステムとなっている。 取得した金塊は念身している間は自機の周囲を回転。念身を解除することで取得することが出来る。 自機の周囲を回転する間は金塊が徐々に大きくなっていき、大きいほど高得点になるが、最大まで大きくなってから一定時間経つと消滅してしまう。 一回の念身で出現する金塊は最大256個まで。残機でピンチになるほど一度に念身できる時間は増えるが、得点稼ぎのためには小刻みに念身を行う必要がある。 戦闘機の状態で敵弾に接触するとミスになるが、敵弾とは別に一部の敵が赤いレーザーを撃ってくることがある。 このレーザーは接触しても即ミスにはならず、残機のゲージが少しずつ削れていき、ゲージが全て赤くなると1ミス扱いになる。念身中はディフェンス・アタックに関わらず無効。 レーザーに当たることで少しだけ祈導ゲージが溜まる、レーザーを出している敵を破壊するとレーザーが祈導アイテムに変わるなど、有利に使うことも可能。 自機は三機から選択する。設定上は各機が「赤い刀」と対になっており、刀を持つパイロットと幻忍(付き沿う存在)がペアとなって搭乗する。 壱号機「金盞花」は移動速度の速い前方集中型。通常時の長押し攻撃が強いものの、念身中の火力が低い。 パイロット「椿」は一見普通の少年……だが、実は女性(*1)。幻忍の「菫」は椿の妹分に当たる。 パッと見普通の先輩後輩のようなペアであるが、キマシタワー的な意味でやや怪しい関係。 椿のみ副作用が無いように見えるが設定集によれば「子供が産めない」副作用があると明らかになった。 主人公格ではないものの、1面及び4面ボス退陣おじさん「柊」と因縁があったり、真での追加ボス「薺」との関係など、準メインキャラといった感じか。 弐号機「胡蝶蘭」は中間移動速度とサーチするショットを持つバランス型。念身中は設置型レーザー。 パイロット「西園寺牡丹」は今作におけるヒロインで中心人物的存在。盲目美女(*2)というややマニアックな属性持ち。幻忍は牡丹の兄である「西園寺桔梗」はその女性的な名前とは裏腹に熱血漢。但しシスコン気味。 仲の良い兄妹で、王族である彼らが祖国に謀反を起こすというのが今作の大まかなあらすじである。ポスターやパッケージに描かれているのもこの二人。 参号機は「八重桜」移動速度の遅い広範囲攻撃型。念身中のアタックモードは射程が短いが威力が高く、通常時の強さもあって本作最強の機体とされる。 パイロットはお婆ちゃん(17歳)「紫苑」(*3)、幻忍はロリ担当「鈴蘭」(16歳)。実年齢1歳差の祖母と孫である。 衝撃的なエンディングでも話題になった。「死ねや!!このあばずれがっ!!」 「真」の追加ボイスでは柊や秋明菊に小物扱いされるなど、ネタキャラ方面の色付けが濃くなった。 評価点 念身は弾幕系シューティングゲーム特有の「弾に囲まれているが死んでいない」という感覚をさほど技術を要さずに出せるようなシステムになっており、遊びごたえがある。 遊びごたえはあるが、攻略し甲斐のあるものとは言いがたい。詳細は後述。 和風スチームパンク風のグラフィックや世界観は他のシューティングゲームで似た例のない独特なもの。使用基板の影響で解像度は粗いが高品質。 『ディメンションゼロ』『神撃のバハムート』で知られる虫麻呂氏の美しいキャラクターイラストも評価が高い。女性キャラは美人揃いで、男性キャラはイケメンから渋いおじさんまで格好良いキャラが揃っている。 ヒロインである西園寺牡丹の絶対領域に目を奪われた紳士諸君も多いのでは無かろうか。 ストーリーはごくシリアスだが、ケイブのゲームらしく「馬鹿っぽい」点が多い。 1面ボス撃破時に「退陣ッ!!」という台詞とともに画面外に逃げていくボス。迫真のシャウトとは裏腹な滑稽さがネタになった。 空中であるにもかかわらず戦艦や蒸気機関車、陸戦車などの兵器が登場するなど無茶苦茶な場面が多々見られる。 4面は戦闘機なのに水中戦。しかも大型潜水艦型の中ボスに追われて浮上するも、中ボスも一緒に浮上し戦闘になるというアツいのかシュールなのかわからない展開。 しかもこの潜水艦、浮上の際に空母のような大型戦艦に変形するというおまけ付き。敵メカだけなら彩京STGシリーズやむちむちポーク!等に負けないぶっ飛んだズンドコメカの祭典である。 ゲーム中画面に出てくる人間キャラは中型機とほぼ同サイズ。よく考えるとどう見てもおかしい。 一応念身は巨大な人間になるという設定なのでこの縮尺は間違いではない。 これらは普通のゲームなら問題点または賛否両論点ではあるが、ケイブのゲームとしてはいつものこと・むしろ賞賛に値する要素である。 梅本竜氏によるBGMの評価は高い。 メロディアスなBGMやステージとのシンクロなど勘所はしっかり押さえている。 日本が舞台ということで日本の楽器が主に使われているが、それと併せて使われている打ち込みギターの音色と悲壮さの漂う格好良いメロディが本作の世界観と非常にマッチしている。 声優が豪華。今作ではベテラン声優である堀内賢雄氏(*4)率いるケンユウオフィスの所属声優が担当。 前述の「退陣ッ!!」は堀内氏の担当キャラ。非常にいい声である。 他のメンバーも外画の吹き替えメインの実力派声優が揃っている。 賛否両論点 結末がやけに欝。 ケイブのシューティングはほろ苦くやや切なさを残す内容のエンディングが多いが本作も例外ではない。とはいえ、ピアノの旋律が展開と相まって切なさを誘うエンディングBGM・スタッフロールが始まると同時に流れるメインテーマのアレンジなど、印象的で余韻を残す味わい深いエンディングとなっている。 壱号機パイロットだけでもかなり欝だが、参号機パイロットはそれに輪をかけて悲惨。参号機の展開は欝を通り越してもはや伝説と化している。 一方で弐号機は感動エンド。主人公ペアということもあってか、やや優遇気味。 + EDの簡単な展開、ネタバレ注意 壱号機 パイロットである椿が限界を迎えたために命を菫に託すも、菫も椿の跡を追うように自刃。 純粋に暗い上に、参号機のような突き抜けた何かも無い。一番不遇に見えるがBGMと椿に寄り添うように死ぬ菫のイラストが相まって悲壮だが美しく良い百合心中と評価されつつある。 弐号機 桔梗が限界を迎え消滅し、一人ぼっちになり泣き崩れる牡丹だが、桔梗の命が牡丹の目に宿り視力が戻り、牡丹が希望を取り戻す。 エンディングの中でこれのみ希望がある感動的な終わり方をする。余談だが目を開いた牡丹はオッドアイという更なるマニアックな属性を手に入れる。最後の1枚絵がかわいい。 参号機 紫苑が勝利を喜ぶも、鈴蘭により謀殺され命を奪われる。死ねや!!このあばずれがっ!!しかし呪いまで吸収してしまったために、今度は鈴蘭も老婆になってしまうという救いようの無いオチ。これがホントのロリババア。 このときの1枚目が巨大な鈴蘭を見上げる紫苑という(設定的には間違っていないが)かなりシュールな絵面で、シリアスな笑いすら零れ落ちる程。(ちなみに壱号機エンドでは椿も菫もほぼ同サイズで描かれている。) 問題点 念身の強さに起因する大味さ。 敵の攻撃自体はかなり激しいものの、念身中は祈導ゲージの許す限りほぼ無敵と言っていい強さを発揮できる。 その祈導ゲージも「高速リチャージ」というテクニックを用いることで最終ボスを含む殆どの状況で簡単かつ大量に稼ぐことが出来ることが決定打となり、システムを理解してからのクリアまでの難易度は『怒首領蜂大復活 Ver1.5』のストロングスタイル並と言える程。 1周エンド・真ボスなどは無しなのもあり、結果得点稼ぎ以外のやり込む余地が少ないと評され、ゲーム全体の盛り上がりにいまいち欠ける結果となった。 得点稼ぎについても独特で複雑な縛りから過去作品のような画面を埋め尽くすエフェクトといった快感に欠けている。 機体間のバランスが悪く、参号機が強すぎる。 参号機は通常時の長押しショットの仕様上(オプションを前面に突き出す形態)、上記のリチャージがやりやすい上に、念身時のレーザーは最大火力を誇る。念身時のレーザーの射程が非常に短いが、そもそも念身時は基本的に無敵なので弱点になっていない。 一方で壱号機は使いやすさこそ参号機を上回るが、肝心の念身中の火力が低く、ややゲームのシステムそのものとかみ合っていない。 弐号機はオプションの動きの仕様上リチャージがやりづらく、念身中もレーザー動きに癖がある割に参号機より火力が低い。主人公なのに……。 単純にクリアが目的なら問題は無いのだが、この作品自体がややストーリー性が強いことから、ゲームに慣れないプレイヤーが目当てのEDを見るのが大変になってしまっている。 その上参号機のEDが非常にアレなことになっているので……。 「ケイブシューティングはババアが強い」というある種の伝統を守ったことにはなる。本来はラスボスに対して言われていたことだが、今作のラスボスはババアではなくおじさんなので……。(*5)「そもそも強いのはババアではなくロリの方だろ」とか言ってはいけない。 一応フォローすると『デススマイルズ』シリーズのフォレット、『虫姫さまふたり』のアブノーマルパルムや、『怒首領蜂最大往生』のA-Sなど「露骨に強い機体」の例が無いわけではなく、「自機間でのバランスの悪さ」はむしろいつものことだったりする。 念身を使いすぎると処理落ちが多発し、最悪の場合フリーズが起きる。 4面ボスの最初の形態変化時に画面中央下~画面左下付近にいると謎の当たり判定によって撃墜されるバグがある。 総評 『デススマイルズII』とは異なり2Dグラフィックに回帰した結果、美術面の評価はケイブ製作品の水準レベルに達しており良好。 ならば本作のゲーム部分の評価を述べるなら、問題点にも書いた「大味」の一言に尽きるだろう。 念身は弾幕STGならではの面白さを提供するシステムでありやり応えを提供する一方で、その調整はプレイヤーが有利すぎるバランスになっている。 『エスプガルーダ』の覚醒と比べて通常時と念身時での変化が非常に大きい上、念身を除けばごく普通の(難しい)シューティングゲームであることもこうした大味さを強調することとなったと言える。 赤い刀 真 【あかいかたな しん】 ジャンル シューティング 対応機種 Xbox 360アーケード(NESiCAxLive) 発売・開発元 ケイブ 稼動開始日 【360】2011年5月26日【AC】2012年7月24日 プレイ人数 1~2人 判定 なし ポイント システムを1から作り直した真モード完成度は高いものの複雑過ぎて敷居が高い高画質化 ボイス追加により演出面は更に強化熱くなってきたぜ!! 概要(真) アーケード版の家庭用移植に加え、システムを大幅に変更した「赤い刀 真」モード、アーケード版をベースに再調整を加えた「絶・赤い刀」モードの3つのゲームを収録した作品。 家庭用移植ではおなじみのノービスモードも搭載している。 「赤い刀 真」モードは後にNESiCAxLiveの配信タイトルとしてアーケードに逆移植が行われた。タイトルも『赤い刀 真 for NESiCAxLive』に変更されている。 真モードについて 基本操作はほぼ同じ。4面と5面(新6面)の間に新たなステージ(5面)が追加され、全7面に変更された(これについては「絶・赤い刀」モードも同様)。 家庭用移植に際してHD画質に合わせた画質の向上やBGMのアレンジが行われている。 特に大きな変更が行われたのは「念身」システム。ざっくり言うなら「高威力の「カタナ」を発射するためのシステム」として調整されている。 敵を破壊するとアイテムが出現するが、ディフェンスモードでは鋼アイテムが、アタックモードでは祈導アイテムが手に入る。 鋼アイテムを手に入れることで「ハガネ」がストックされていき、念身を行うと自機の周囲にストックした分の「ハガネ」が出現。 ハガネは自機の攻撃と同時に発射され、ハガネが命中すると命中したハガネの分だけ「カタナ」が自機の周囲に出現。ハガネには接触した敵弾が消える効果がある。 カタナは自機が念身を解くのと同時に発射され、カタナの向きに直進していく。カタナは非常に威力が高く、また画面外まで貫通しながら進んでいく。 カタナで敵を破壊すると得点アイテム(金塊)が出現。金塊は発生してからの時間が短いほど取得時の得点が高く、カタナと一緒に画面前に進むことで高得点が得られる。 なお、祈導ゲージ切れで念身が解けた場合、ハガネやカタナは使われないまま消滅してしまう。 祈導ゲージがMAXの状態だと鋼アイテムの出現量が増える。なのでゲージが短い初期状態ではハガネ・カタナの回転率を上げやすいという一面もある。 念身中は通常版のようなディフェンスモード中の無敵やアタックモード中の弾消し効果などはなく、むしろ弱体化する面も大きい。 念身中に攻撃を当てると、ディフェンスモード中は鋼アイテムが、アタックモード中は刀アイテムが手に入るが、入手効率は悪い。 念身中に敵弾に接触した場合ミスにはならず残り祈導ゲージが減るのみになっている。ディフェンスモード中なら被弾時に周りの敵弾を少し消すことができる。 絶モードについて ありたいていに言えば「無印のシステムで真のステージに挑む」というモード。その他得点関連など調整がなされている。 但しノービスモード及び実績の解禁が無いため、「おまけ」という側面が強い。 評価点(真) 荒削り過ぎた原作のシステムを大幅に改良してゲーム性大幅アップ 一番の問題だった「念身中の無敵」を削除して「ハガネ」「カタナ」のシステムを導入し、ゲーム性や戦略性において大幅にパワーアップしている。 「ハガネ」「カタナ」が弾消し、火力源、稼ぎの全てに繋がるため、どのようにして使っていくか考えるのも重要。カタナ飛ばしによる金塊ジャラジャラは爽快感も高い。 機体により、ハガネとカタナの性能も変わるため、機体間のバランスも大幅に改善された。 壱号機は念身の無敵が無くなったことにより「普通のレーザー」である念身レーザーが見直され、カタナを狙い通り直線に狙える。「スタンダード機」という感じになり大幅に使いやすくなった。 そして無印で最強だった参号機は無敵が無くなり無双は出来なくなったものの、火力は健在。カタナは範囲を調整できるため攻守共に使いやすく、通常時の安定感も健在。 但し弐号機は後述。 演出面の強化 HD画質に合わせた画質の向上だけでなく、一部グラフィックが変更されている。 最も目を引くのが念身中のレーザー。無印では普通のレーザーだったが、今作では刀のグラフィックになった。 キャラクターのボイスもステージの冒頭や、ボス前の会話が追加された。 今までゲーム内で語られることが無かったキャラ同士の関係などがわかりやすくなった。 桔梗の「熱くなってきたぜ!!」「鮫のように噛み砕いてやるさ!!」や柊の「俺は正気だ!!」等、ある意味いつものケイブ。 アレンジBGMも原曲に引き続き梅本竜氏が担当。 大幅に曲調が変わるケイブのアレンジBGMとしては珍しく、原曲をベースに新たなフレーズを入れ込んだりするなど、アレンジというよりも「完全版」に近い仕上がり。ある意味別物になったゲーム本編とは対照的に、保守的な作りとなっている。 真ボス及び真エンドの追加 6面ボスまでノーミスで突破すると、ラスボスの西園寺芭蕉が「西園寺芭蕉・紅蓮」となって登場する。 撃破することで真EDに。通常EDと違い全機共通。 ハッピーエンドというか全員が平和を願う感動エンド。一部きれいな鈴蘭ルートといわれているとか言われて無いとか。 賛否両論点(真) ノービスモードについて 敵弾がほとんど減らず、「ハガネとカタナが集まりやすい」「念身中の返し弾が出ない」という調整になっているため、完全なシューティング初心者にはおすすめできない。 逆に言えば、「どんどん使って弾を消す」という考えられた調整。「STG経験はそこそこあるが今作を遊んだことが無いプレイヤー向け」と取れる。 問題点(真) 新システムが複雑すぎる。 一言で言えば「ややこしいシステムを排除して、もっとややこしいシステムを搭載」したということである。完成度は高いのだが、無印から変わり過ぎていてまず戸惑うこと間違いなし。 ある意味無印の目玉であった「念身中完全無敵」が完全に排除されているため、新システムを理解しなければ稼ぎどころかクリアもままならないであろう。 複雑なシステムによる高難易度化が災いして、せっかく導入されたはずの真EDに到達できない人が続出した。 しかもNESiCA版ではラスボスが強化されたため(後述)更に難易度が上がってしまった。 真ボスについて 条件こそ難しいが、ボムバリアが無いためそこまで辿り着ければボム連発でほぼ終わってしまう。初期形態に半安置があるため、真ボスというのには明らかに力不足である。 NESiCA版では安置が無くなりボムバリアが導入されたため、かなり手ごわくなっている(*6)。 ちなみに追加された真エンドは新規CG無し。BGMやセリフこそは新規のものだが、どことなく寂しい。 弐号機、というかほぼ西園寺桔梗関連 使いやすくなった壱号機と参号機に比べて、使いづらい調整が目立つ。通常形態はサーチショットをそのままに火力が向上して使いやすくなっているものの、念身時が無印に輪をかけて癖のある性能に。 ハガネ・カタナ飛ばしが「移動方向とは逆方向」。慣れれば8方向に自在に飛ばせるものの、慣れないうちは明後日の方向に飛ばしてしまうこと間違いなし。方向転換も遅いため軌道修正をしつつ飛ばしてもタイミングが悪いと結局変な方向に飛んでいってしまうことに……。 増えたボイスの方でも遺憾なく熱血キャラ・ネタ方面に強くなっている。 特に上記の「熱くなってきたぜ!!」について。3面中ボス出現時の牡丹の「熱源、後ろ!」に対しての答えである(と思われる)が、妙に言い方が楽しげ。その上、3面冒頭で「感情に流されるな・・・・牡丹・・・・」の直後に「熱くなってきたぜ!!」であるからつっこまざるにはいられない。兄さんが一番感情に流されているわ……。 『デススマイルズII』から続くある種の「家庭用完全版商法」 『デススマイルズ』と違いほぼ別物になっているものの、やはり批判の声は多い。 総評(真) 大味過ぎる原作を大幅に作り直し、かなりゲーム性の高いものにはなった。元々クオリティの高かった演出面もHD画質になりパワーアップし、総じてかなり完成度の高い仕上がりにはなっている。 しかし原作の大味なゲームバランス、ゲームとしての敷居の高さ、そしてデススマイルズIIと同じような売り方のためにあまり評価は高くないのが惜しいところである。 余談 浅田氏によると、『真』はかなり難産だったらしく、2013年5月のイベントのトークショーの過去話では「事件だらけ」と言われていた。 納期ギリギリまで『真』の目玉仕様が決まっていなかったものを、浅田氏が発案したアイディアを使うということで解決したとのこと。「突拍子も無く新しいシステムを入れる」という浅田氏の作風が良い方向に転がった珍しい一例といえる。 何故か他所のソーシャルゲームと結びつけられることが多い。 戦艦と刀剣をフィーチャーした今作はブラウザゲーム『艦隊これくしょん』と『刀剣乱舞』双方のヒットを予言していたのではないかとファンの間でネタにされるようになった。 キャラクターデザインを担当した虫麻呂氏は、後にデジタルカードゲーム『シャドウバース』のデザインを務め、注目を呼んだ。 その後の展開 ケイブのスマホアプリ「DODONPACHI MAXIMUM」に弐号機こと胡蝶蘭が参戦している。周りがSFチックな超兵器の中、ミリタリー色の強い今作の機体はかなり異色な存在。 もちろん牡丹と桔梗もボイスで参戦。前述の「熱くなってきたぜ!」はゲージMAXのボイスに変わり、「熱源、後ろ!」に対しても「追手か!!」と普通の会話になった。 但しリリース時期の関係か世界観の関係は「恋愛すごろく怒きゅ~ん」「ドン☆パッチン」と他のオールスター作品の出演は無い。(*7) それから暫くして同社スマホアプリ「ゴシックは魔法乙女」にて2019年10月14日のイベント・第5回ゴシック弾幕祭開催に合わせ、5面(真では6面)ボスである菖蒲&蘭がまさかの使い魔実装(*8)となった。 同イベントは「怒首領蜂」や「ケツイ」、「鋳薔薇」などの同社作品のステージとボスを登場させていたものの、元の作品に出るキャラの実装は無い状態が続いていた中での電撃参戦にユーザーは驚愕-PANIC-した。 使い魔ストーリーによれば戦車などを別次元から呼び出せる刀の力が何故かジルバラードに繋がってしまい、転送されてしまったとの事らしい。そして元の世界に戻るために物騒な手段に打って出るのだが…と言った内容。 ちなみに、アプリ通知では「戦車☆実装」と出ていたものの、さすがにキャラグラフィックや特殊攻撃などで戦車が出るような事はなかった。そりゃそうだ。 何にしても同社作品のキャラが参戦するのは久々の事であるため、他のケイブシューのキャラの更なる参戦が待ち望まれている。 今作に出演した声優のうち、堀内賢雄氏は『インスタントブレイン』に続投。ヒロインの一人である菫役の高橋まゆこ氏は『ネプテューヌシリーズ』にて企業キャラ「ケイブちゃん」役に抜擢されている。 また『NIN2-JUMP』に今作の出演者は出演していないものの、ケンユウオフィスの所属声優が声を担当している。 『赤い刀 真』をベースにアーケード基板「exA-Arcadia」への移植及び追加要素を実装した『赤い刀 EXAレーベル』が2021年7月に発表。2022年2月17日より稼働開始した。 『怒首領蜂最大往生 EXAレーベル』と同じくケイブはライセンス供与、開発はShow Me Holdingsが担当。 モードは「オリジナル(HD版)」「赤い刀 真」「絶・赤い刀」に加えて新モードとして「EXAレーベル」が追加。また全モードでコマンド入力により高難易度の「極モード」にすることができる。 2022年12月15日に『赤い刀 真』がPS4/Switch/XboxOne/Steam向けに移植された。移植は『デススマイルズ』に引き続きシティコネクション。 360版をベースに松本大輔氏による新規アレンジBGMが追加されている。なお、上記『EXAレーベル』は未収録。